宮藤官九郎が、脚本・監督を務め、妄想とリアルの合間で揺れ動く男子中学生を描いた青春映画、『中学生円山』はいよいよ明日から全国公開します!昨日は、現在青春真っ只中の現役中学生がお台場シネマメディア—ジュに150人集合し、“妄想”、“恋愛”、“友情”、“青春”などリアル中学生ティーチインを開催!主演を務めた草なぎ剛と宮藤官九郎、そして撮影当時は現役中学生だった平岡拓真が登壇し、トークイベントを行いました!

【草なぎ剛】
今日は女子も多いですが、男子ってバカだな〜!と思いながら楽しんで観てもらえれば嬉しいです。
ふざけたシーンの中にも、宮藤監督ならではのジーンとするものが詰まっているので、何かを感じてもらえたらと思います。
僕も昔は団地に住んでいたし、妹と2段ベッドの取り合いをしていたので、円山とは共通する部分が多いです。普段、妄想は沢山するのですが、ここでは言えない妄想が多いです。昔は宮沢りえさんとデートする妄想をしていましたね。妄想は頭の体操になるし、悪いことじゃないので、健康的にジャンジャン妄想しちゃってください。

【宮藤官九郎】
家に帰ったら、今日どんな映画を観たかお父さんお母さんに…言えるものなら言ってください!
…でも、お父さんも昔はこういう感じだったということを忘れないで!この映画を撮る前に「自主トレ」をしている人がどれくらい居るのかリサーチしたら、結構いたんですよね。僕もやってましたけど。なんでかは、お父さんに聞いてみてください(笑)

【平岡拓真】
今は高1ですが、撮影中は中3でした。皆さんの先輩ですよ!撮影中はずっと裸だったのですが、身体を張って頑張ったので、中学生の皆さんに観て楽しんでもらえて嬉しいです。僕は女の子が好きなので、アイドルとデートをするという妄想をしています。

【現役中学生からの質問】
①(女子)「友達と喧嘩をしてしまい仲直りの仕方が分からない。SMAPも喧嘩しますか?」
草なぎ「若い頃は喧嘩することもあったけど、喧嘩したまま仕事でTVに出るとそれが出てしまうので、
2人じゃなく第三者を入れてご飯を食べたりしてました。気まずい感じがほどけて話せるようになったかな。」

②(女子)「仲の良い友達と好きな人が被ってしまいました。どうしたらいいでしょうか…」宮藤「最高ですね、そのシチュエーション!友達に、告白しなよ!って焚き付けて、みんなが玉砕するを見ながら傾向と対策を練って『実は私…』って言えばいいよ!」草なぎ「相手は誰に似てるの?ゴローちゃん?(稲垣吾郎)」