現地時間4月28日、オーストラリアのゴールドコーストにて開催中のゴールドコースト映画祭(The Gold Coast Film Festival :GCFF)で「言の葉の庭」が上映され、新海誠監督が舞台挨拶を行いました。

映画祭の最終日となった4月28日、市内の映画館Birch Carroll & Coyle Pacific Fair Cinemasでは、本作のチケットが早々に完売し、急遽240席の大きいスクリーンに変更。満員御礼の舞台挨拶となりました。
16時、大きな拍手で会場に呼び込まれた監督は、「オーストラリアは『秒速5センチメートル』で賞(アジアパシフィック映画祭)をいただいた地でもあり、ずっと訪問したかった」と挨拶。
上映後は大きなスタンディングオベーションが起こり、再度質疑応答のために登壇。観客の質問に答えました。また、ロビーでは上映前から開始していたファンへのサイン会が終わらず、約200人のお客へのサインに応じ、すべてが終了したのは19時過ぎ。
観客はゴールドコースとのみならず、ブリスベン、シドニー、メルボルンなど豪州全土からこのワールドプレミアに来場。
在留邦人の観客もいて、この作品をみて日本に帰りたくなったという感想もありました。

翌日の午前中には東京に向かうというたった1日の短い滞在ながらも、観客からの感想を含め、公開に向け手ごたえを感じるワールドプレミアとなりました。

新海監督コメント
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たくさんの観客においでいただき、とても幸せな時間でした。映画を観てくれた観客との会話を心待ちに制作を続けた数か月でしたので、今回の三時間のサイン会、一時間のQ&Aでは全く足りない気持ちです。
貴重な機会をくださったゴールドコースト映画祭の方々、足を運んでくださった観客に心より感謝いたします。
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