この度、本年度のアカデミー賞で主要4部門にノミネートされた映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」の公開を前に最年少で主演女優賞にノミネートされた主演のクヮヴェンジャネ・ウォレス(9)ちゃんが来日!最年少でのノミネートを祝し、日本アカデミー賞で最年少新人俳優賞を受賞(映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」)した芦田愛菜(8)ちゃんがイベントに駆けつけました。ふたりは同じ6歳の時に、これらの栄えある賞にノミネート、受賞しました。

【日時】3月27日 (水) 
【ご登壇者】クヮヴェンジャネ・ウォレスさん(9)、芦田愛菜さん(8)
  
本日、都内にて映画『ハッシュパピー バスタブ島の少女』の来日記念プレミア上映会が行われました。本年度のアカデミー賞で主要4部門にノミネートされた映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は無名の新人監督と4000人の中から選ばれた6歳の少女が織りなす感動の物語です。

上映後に現れたクヮヴェンジャネちゃんは自前のiPhoneを見ながら、「こんにちは、名前はクヮヴェンジャネ・ウォレスです。今日はありがとう」とキュートな日本語で挨拶をすると会場は大盛り上り。「日本語はちょっぴり難しい」というクヮヴェンジャネちゃんでしたが、自身の「クヮヴェンジャネ」という発音の難しい名前について尋ねられると「クワ・ヴェン・ジャネ、音節は4つよ」と指南。会場に集まった全員で「クヮヴェンジャネ!」と名前を呼ぶとご機嫌の様子でした。

アカデミー賞にノミネートされ、既に貫禄のある受け答えをしているクヮヴェンジャネちゃんでしたが、「アカデミー賞の事はよく知らなかったの。オスカーさんっていう人がいるのかと思ってたわ」と子供らしい一面も。また、いつも持ち歩いているキュートな犬のバッグ、通称“パピーバッグ”を本日も持参。「最初に上映されたサンダンス映画祭でのプレミアで、ピンクのパピーバックを持ってたの。それからプロモーションの時はいつも持ってきているのよ。」と明かしました。

5歳の時に何度も通ったオーディションについてお父さんは「この子にこんな才能があったのね!と驚いていたわ。私もとてもびっくりしたし、興奮したわ!」と振り返りました。更に、ビヨンセが本作を絶賛し、『クワヴェンジャネ、歴史的快挙のオスカーノミネートおめでとう、あなたはシャイニング・スター!今年一番心が震えた映画!本当に美しく、パーフェクトだったわ!』というコメントについて触れられると、自身も大ファンであることを明かし、生歌を披露。「彼女には会った事はないわ。でも彼女のホームページに私の写真がホームページにアップされていたのを見て不思議な気分になったわ」と、憧れのスーパースターからの賞賛にも喜んでいました。

そして、日本を代表して芦田愛菜ちゃんが花束を手に登場。「アカデミー賞ノミネートおめでとうございます!」と笑顔で祝福しました。クヮベンジャネちゃんが「毎日、プレイせずにいられない好きな遊びは?」と聞くと、愛菜ちゃんは「学校ではお友だちと毎日、なわとびと鬼ごっこで遊んでいます」と笑顔で答えました。すると、クワベンジャネちゃんも「私も好き。学校でいつも遊んでいるわ!」と日米の小さな女優は既に心を通わせている様子でした。

最後に愛菜ちゃんは日本を代表して“はっしゅぱぴい”と書かれた真っ赤なハッピをプレゼント。さらに、英語で「今は桜の花がキレイな時期です。日本での滞在を楽しんで!」と英語でメッセージを送り、クワベンジャネちゃんを「ワオッ!!」と驚かせていました。