本日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、4月6日(土)より開幕となる「新・午前十時の映画祭」開催記念試写会『冒険者たち』が行われました。
 第一回目より映画祭の選定委員を務める映画字幕翻訳家の戸田奈津子、映画パーソナリティの襟川クロ、そしてゲストとして映画パーソナリティのLiLiCoの映画を愛して何十年の<映画乙女>3人が登壇。
 まずはオープニング上映作品の一つである『冒険者たち』のアラン・ドロンやリノ・バンチュラの元祖フランスいい男俳優の魅力について語りだし、映画祭で上映になる名作に見る<いい男ばなし>に花を咲かせました。そして、映画を見る喜びには「いい男」を見に来るのも楽しい!と映画祭をアピールしました。
映画乙女な彼女たちのコメントは下記になります。

LiLiCo
今日は「イイオトコ」について語るということで楽しみにしてました。私の父はアラン・ドロンに似てるんですよ!母はすごくアラン・ドロンのファンでスウェーデンをバッグパッカーで回ってる時に父に一目惚れして私が出来たんです(笑)!父は父でオノ・ヨーコが好きだったから、日本人の女性がみんなオノ・ヨーコに見えてたんでしょうね(笑)。今回、「新・午前十時の映画祭」に生まれ変わったことで作品数は減ったけれど作品ごとの期間が延びたから是非劇場に観に行ってほしいですね。私も1回目から参加してなかったことがすごく後悔してます。若い子たちには新しい感覚でみられると思うんで楽しんでください。

戸田奈津子
過去3回までに公開された102作品のうち、100作品くらいはリアルタイムに観てると思います。私の青春が全部詰まってるから、「新・午前十時の映画祭」という形で続いて本当に嬉しいです。今回公開される映画の中だと、親友のリチャード・ギアの作品「プリティー・ウーマン」とかも懐かしいですね。普段は全然恰好良くないのに、この衣装だと恰好良く見えるのね。あとトム・ハンクスは本当にいい人!大スターなのに気を使ってくれるし、彼の悪口を言う人がいない!こうやって、「イイオトコ」が沢山出ている”埋蔵金”映画がまだまだいっぱいあるから、もっと発掘していって欲しいですね。お客さんも見たい映画をどんどんあげていって下さい。

襟川クロ
「冒険者たち」はこの映画祭で公開するのが本当に夢だったから実現して嬉しいです!10年位前にイベントのMCをやった時にアラン・ドロンに会えたんだけど、本当に恰好良かった!話してるとウィンクしてきたりするからドキドキしちゃった。いつまでも恰好良い男はいいよね。
新作映画も面白いものはあるけれど、この映画祭で公開されるような作品は腐ってないしほころびてない。そんな作品をたくさんの人に見てもらいたいですね。

「新・午前十時の映画祭」概要
  2010年から始まった「午前十時の映画祭」。永遠の名作を大スクリーンで堪能できるとして幅広い年代に愛され続け、お陰様で通算動員数180万人。フィルムでの上映が厳しくなり存続が危ぶまれるも、根強いファンの熱望により、高品位のデジタル上映による「新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」として全国42劇場にて、25作品、4月6日より1年間開催!