この度、2008年に実際に起こった《秋葉原無差別殺傷事件》の犯人・加藤智大を題材に描いた、フィクション『ぼっちゃん』が本日3月16日より公開される運びとなりました。
現代という時代を生きることに行き詰まったひとりの青年の物語。
公開初日の本日、キャストと監督による舞台挨拶を行いました!
そして、急遽スペシャルゲストとして、本作のプロデューサー大森南朋さんが駆けつけ、兄弟そろっての舞台挨拶が実現しました。

映画『ぼっちゃん』初日舞台挨拶
◆日時:3月16日(土) 15:15〜15:35 (2回目13:05の回上映後)
◆場所:渋谷ユーロスペース (渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F)
◆登壇者:水澤紳吾(36)、宇野祥平(35)、淵上泰史(28)、田村愛(28)、遠藤雅(38)、
日向丈(41)、三浦景虎(43)、大森立嗣監督(42)、大森南朋(41)

<登壇者のコメント>

監督:初日に足を運んで頂き、嬉しいです。この映画はアパッチで製作しました。
題材が題材だけに映画づくりが難しい状況で撮らせてくれたアパッチに感謝しています。
また、足を運んでくれた皆さんにも感謝しております。ありがとうございます。
水澤:初日を迎えることができ、幸せです。何か少しでも感じて頂けたら嬉しいです。
田村:去年4月に撮影して、今日初日を迎えることができ嬉しいです。
宇野:ありがとうございます!
淵上:初日ということで宣伝とか関われる事が少なくなって寂しい面もありますが、
初日に来て頂きありがとうございます。
遠藤:呼ばれてないのに来ました(笑)ひとりでも多くの方に勧めて下さい。
日向:大森監督の気合いで作りました。
三浦:映画を観ていると現場でのいろんなことを思い出します。本当に観て頂きたい。
 口コミお願いします!
南朋:大森組と聞くと、自分が監督したかのように錯覚しそうになりますが、
 兄が張り切って作りました。低予算の中でこういう形で日本の映画が盛り上がって
 いってくれればいいなという想いを込めて作りました。

MC:主演の水澤さん、映画に初主演されていかがでしたか?
水澤:本当にこんな虫みたいな男を・・(場内笑う)
 南朋さんが監督に主役やらせてみれば、なんて軽いノリで・・・ 。
 僕の役者人生の中で特別なものになると思います。

MC:田村さんは男性陣の中に唯一の女性ですが、現場はいかがでしたか?
田村:合宿での撮影でした。居心地よく現場にいれて嬉しかったです。
 厳しかったけど、楽しかったです。

MC:淵上さんは大きい役どころでしたが、どうでしたか?
淵上:不安しかなくて・・・ クランクインの1ヶ月前、監督と南朋さんと飲む機会があって、
 監督からはその場に存在、居てくれれば良いからと。
 南朋さんからは、悩んで悩んで悩み抜いた先に、良い芝居ができるから、と言って頂いて。
南朋:恥ずかしい(笑)
淵上:ポスターに使われているメインの写真は、南朋さんが撮ったんです。お友達に言っておいてもらえれば。。。

以上

場内は温かい雰囲気に包まれ、終始笑顔の絶えない舞台挨拶となりました。