映画『フライト』来日記者会見
デンゼル・ワシントン、アカデミー賞受賞したら、日本語で「ありがとう!」を約束!
ロバート・ゼメキス監督はデンゼル・ワシントンの熱演を大絶賛!
オスカー受賞者同士の「強い信頼の絆」で完成した映画「フライト」
2月20日(水) 11:00?11:50
会場:ザ・リッツカールトン東京2Fグランドボールルーム(東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン)
登壇者:デンゼル・ワシントン(58)、ロバート・ゼメキス監督(61)
ウォルター・F・パークス(プロデューサー/61)、ローリー・マクドナルド(プロデューサー/59)
<取材来場> スチール40台、ムービー20台、記者・マスコミ関係250人 合計310
本日、都内で映画「フライト」の来日記者会見が実施されました。
主演のデンゼル・ワシントンは4日後に発表されるアカデミー賞で3度目の受賞へ期待が高まる中、4年ぶり5度目の来日。
巨匠、ロバート・ゼメキス監督も4年ぶりで久々の来日となりました。
さらに、ハリウッドを代表するヒットメイカーでプロデューサーのウォルター・F・パークスとローリー・マクドナルドも参加。
ハリウッドの名優と最高のフィルムメーカーによって完成された注目作「フライト」について熱い質問が飛び交いました。
4年ぶりの来日の感想を尋ねられ、デンゼル・ワシントンは「4年経ったと知らされ、(来日が)とても久々だと感じています。
日本に戻ってこれて嬉しいよ。」と笑顔で回答。
4日後に控えたアカデミー賞の発表で、受賞したら日本語で「ありがとう!」というよと約束してくれました。
本作では、心に問題を抱え葛藤に悩むパイロットを演じているが、“オスカー俳優”には「役作り」に関する質問が相次ぎ、
デンゼル自ら、解説しながら実演も。
「脚本が素晴らしく、非の打ち所がなかったのでアドリブもしなかった。」と撮影エピソードも披露。
「日々、演技を研究する毎日であり、慢心することなく鍛錬を積んでいるので、これまでに自分が演じた役に満足してきたことはない。」
と役者としての信念を述べると記者たちから感嘆の声が漏れました。
それに、応えるようにロート・ゼメキス監督は、「(デンゼル・ワシントン)とは撮影中、彼の演技に驚き興奮が収まらなかった。
私の演出など全く必要なかったよ。」とデンゼル・ワシントンの演技を称賛。
プロデューサーのウォルター・F・パークスも「(デンゼル)は脚本に忠実に敬意を持って演じてくれた。彼が演じるウィトカー機長はとても難しい役だが、敬意を持って演じてくれたことに本当に感謝している。」ローリー・マクドナルドは「誰でも持ち合わせている“人間の弱さと強さ”を演じ分けており、デンゼルは本当に素晴らしい。」と大絶賛だった。
一方、デンゼル・ワシントンは「ロバート・ゼメキス監督は、撮影現場で演技に関してさまざま模索させてくれた。不安を感じることなく懐が深く信頼できる監督。」とゼメキス監督との強く深い絆を感じさせた。
また、ゼメキス監督からは、本作の一番の見どころでもある冒頭30分からの“飛行機の背面飛行での不時着”シーンについて
「時間のかかるシーンだったが、素晴らしいチームワークで撮影した。想定できる技術を全て駆使し、実際に30人ほどのエキストラを逆さ吊りにして撮影したんだ。」とアクロバティックな撮影の様子も明かしてくれました。