皇太子殿下ご臨席の下に開かれた映画『レ・ミゼラブル』チャリティ試写会
本作は、初演以来、世界43カ国、21ヶ国語で上演され、各国の劇場観客動員数記録を塗り替えるとともに、27年間という驚異的ロングランと6千万人を超える動員数を達成した、伝説の大ヒット舞台ミュージカルの映画化『レ・ミゼラブル』。
第70回ゴールデングローブ賞にも作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演女優賞、主題歌賞の堂々の4部門でノミネートされ、アカデミー賞候補呼び声高い超大作です。
12月21日(金)の日本公開を目前に控え、12月18日、皇太子殿下のご臨席をたまわり特別チャリティ試写会を行いました。それに敬意を表し、主演のヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが駆けつけ、本試写会のためだけに緊急再来日いたしました。
【イベント概要】
イベント実施日:12月18日(火)
場所:イイノホール(東京都千代田区内幸町)
特別ご招待:皇太子殿下
出席者:ヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、キャメロン・マッキントッシュ(プロデューサー)他
【イベント内容】
◆皇太子殿下 ロビーにご入場〜お出迎え
「ヒュー・ジャックマンです。」と日本語で挨拶したヒューと、皇太子殿下が握手を交わされました。
◆皇太子殿下ホール内にご入場〜ご着席
満席の会場より温かい拍手。皇太子殿下はヒュー・ジャックマンと隣り同士でご着席されました。
◆ヒュー・ジャックマン舞台挨拶
※上映終了後は、鳴りやまない拍手の中、スタンディングオベーションでヒュー・ジャックマンらが見送られました。
◆舞台挨拶内容
ヒュー・ジャックマン:
コンニチハ!私は日本に来れてとてもうれしいです。(ここまで日本語)
トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュと一緒に日本に来られたこと、また、皇太子殿下のご臨席をたまわり、とてもうれしく思っております。
私には日本で3つの夢があり、それを実現できました。
1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたことです。
2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと、それもアカデミー賞監督の『レ・ミゼラブル』に参加でき、うれしく思います。
3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られることです。
(日本語で)アリガトウゴザイマス。
◆上映終了後のコメント
Q.この本試写会のためだけに日本に来てくださったとのことですが、
出席されてみていかがでしたか?
ヒュー・ジャックマン:大変光栄なことです。
皇太子殿下とお会いでき、いっしょに本作品を観られたこと、また、皇太子殿下は慈善活動もされている素晴らしい方で、今日のことは本当に忘れられない経験になりました。
Q.上映前に皇太子殿下をお出迎えした際、また、上映後も皇太子殿下とお話された際、どのようなことを話されましたか?
ヒュー・ジャックマン:お出迎えさせていただいたときは、日本語でいくつか挨拶させていただき、皇太子殿下からも上手に話せているとOKをいただきました。
上映後、若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、忙しくて映画をあまり観られないけれど「この映画は素晴らしく興奮した」と、おっしゃっていただきました。
Q.ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートおめでとうございます!
ヒュー・ジャックマン:(日本語で)アリガトウゴザイマス!
この作品の一部としてノミネートされたことは本当にうれしい。
ハリウッドではミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品がきちんと認知されてうれしいです。
これからもミュージカル映画がたくさん作られることを望みます。
そして、この作品は感動的な映画で、人の心を動かせる作品に出演できたことがうれしいです。
皇太子殿下より「素晴らしい映画を観させていただきました。感動いたしました。」
とのお言葉に、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュは「来年は舞台のほうも
ありますので、そちらもご覧ください。」と返していました。
皇太子殿下とトム・フーパー監督は、同じオックスフォード大学出身ということで、大学時代の思い出を長く語っていました。
以上