本日、<リピーター御礼!009連続キャンペーン>を展開中の『009 RE:CYBORG』が新宿バルト9に、1979年版『サイボーグ009』テレビシリーズの「009」島村ジョーの声を担当した井上和彦氏を招いてトークイベントを開催しました。

【第006弾】
1979年版島村ジョー、井上和彦氏と一緒に観る!生まれ変わった
『009RE:CYBORG』!
■日程:12月9日(日)21:00〜(19:15の回上映終了後)
■会場:新宿バルト9/シアター5
■登壇者:井上和彦(TVアニメ『サイボーグ009』(79‘)にて009島村ジョーを担当)

リピーター御礼企画<009連続キャンペーン>第006弾として、1979年に放送され日本中にブームを巻き起こしたTVシリーズで“009”こと島村ジョーの声を担当した井上和彦氏のトークショーを開催した。
長年活躍されてきた井上氏の人気を証明するように、チケットは販売即完のプラチナチケットとなり、会場には幅広い年代のファンが集まった。
イベントの終盤には、井上氏の提案で急遽ティーチインを実施。「キャラクターのデザインや設定が変わったことについてどう思うか?」「一番好きなエピソードは?」など、バラエティに富んだ質問がどんどん飛び出し、大盛り上がりとなった。

■加速装置の生みの親は井上和彦!?
「加速装置!」という009の名セリフを初めて言ったのは、井上氏であるというエピソードには、「最初は、台本のト書にあっただけだったんです。読んでいるうちに、言葉にして発したほうが速くなった印象を受けると思って、009が加速装置が発動する時に言ってみたら、OKになって、次の回からの台本にはセリフで書いてありました。」と、33年前の当時の秘話を振り返った。

■新しくなった「009」を井上和彦氏も絶賛!
「最新作は、過去作品とはキャラクターのデザインが変わっていて、どう思った?」という質問には、「全然、違和感ない」と即答。「キャラクターは見た目ではなくて、中身なんだな」とコメントした。
当時、石ノ森章太郎氏とプライベートでも親交があったという井上氏は「石ノ森先生は、実写で『サイボーグ009』を作りたがっていたけど、実際になるとしたら、ジェットの鼻だったり、ジョーの髪型が今風だったりして、こんな感じなのでは」と考えながら、鑑賞していたという。
最後には、「石巻の石ノ森萬画館にいくと、石ノ森先生に会える気がする。」と石ノ森章太郎氏への想いを語り、「『サイボーグ009』は永遠に不滅です!」とコメントすると、会場からは拍手が湧き起こり、大盛り上がりにて、終了した。