新藤兼人賞・SARVH賞授賞式が12/7(金)東京會舘(東京都・千代田区)にて開催され、新藤兼人賞銀賞を受賞した『ヘルタースケルター』蜷川実花監督に、主演の沢尻エリカよりお祝いのメッセージ届き、発表されました。

【沢尻エリカ・コメント】
実花さん、「新藤兼人賞」銀賞授賞おめでとうございます。
「ヘルタースケルター」は、私も深く愛して演じた作品です。
このような名誉ある賞に蜷川監督が選ばれた事、私もとても嬉しく思っています。
沢尻エリカ

蜷川実花監督は栄えある賞への感謝を言葉にしました。
「このような賞をもらえるとは思っていませんでした。またこれからも映画を作っていきたいと思う勇気をもらって前にガンガン進んで行きたいです。本作を“(監督は)伸び伸びとやらせてもらっている”という話が出ましたが、本当に多くの方々に支えてもらって、たくさんの方が映画のために闘ってくれました。自分ひとりでいただいた賞ではない、ことを感じています。いろんな方に“なんて挑戦的なことをするんだ”といわれることが多かったですが、これが私の表現したいことで、(それを表現する上で)やっていることは全て当たり前のことと思っていました。これからも自分に素直に、恐れずに、3作目も4作目も突き進んでいけたらと思っています。」

桝井省志審査員長コメント。
「劇場で一般の女性客に紛れて鑑賞しました。映画事体も大変パワフルな作品だけど、それ以上に劇場の観客が映画に惹きつけられて、スクリーンに釘附けになっていたことが印象的でした。まさに今、時代が求めている映画だと大変感銘を受けました。それも選考理由のひとつでした。」

本作は岡崎京子のカルト的人気を誇る同名漫画を映画化、2012年7月公開。
主演の沢尻エリカが5年ぶりのスクリーン復帰作品として公開前より話題をよび、興行収入は21億を突破!
本受賞を皮切りに、ギャル約3万人が選ぶ、2012年ベスト映画として、2012年GRP AWARD 2012最優秀映画部門大賞 受賞、Yahoo! 2012検索ワードランキング 映画ランキング1位を記録しており、本年度を代表1する映画の1本となりました。