映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』黒衣の女の正体はミッツ・マングローブだった!?
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが新たなキャリアの出発点に選んだ戦慄のゴシック・ホラー『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』がいよいよ今週末、12月1日(土)より全国公開となります。ダニエル・ラドクリフ演じる若き弁護士を恐怖のどん底に陥れる、イールマーシュの館に棲みつく“黒衣の女”の呪いとは・・・。
公開に先駆けて、本作のスペシャルイベント上映、その名も“黒衣のプレミア”を新宿ピカデリーにて開催致しました。ゲストにイメージソングを担当するロックバンド、MUCC(ムック)のメンバーを迎え、イメージソング「G.G.」のPV 初上映&トークショーを行い、さらには特別シークレットゲストとして、怨念の黒のドレスに身を包む“黒衣の女”の姿で、女装家のミッツ・マングローブさんが登場。
■日時11月29日(木)18:30〜19:10
■会場新宿ピカデリースクリーン1(新宿区新宿3丁目15−15)
■ゲストMUCC (イメージソング担当)
ミッツ・マングローブ(亡霊“黒衣の女”となって登場)
MC の呼びかけで、本作『ウーマン・イン・ブラック亡霊の館』のイメージソング「G.G.」を担当する人気ロックバンドMUCC が劇場に入場。彼らの登場を観客中が立ち上がって拍手で迎えた。
MUCC ボーカル逹瑯さんはホラー映画が大の苦手で、お化け屋敷どころかお化けが出てくる居酒屋に入る際も、「本当にここが入口なのか??」「裏口はないのか」と聞く始末だったそう。そんな逹瑯さんは、本作のイメージソングが誕生した経緯について、「今回のタイアップでは、まず曲を選んでもらい、映画を観てからインスピレーションを得て歌詞を考えるという初めての経験だったので、新しいことができて勉強させていただきました。怖かったんですけど、日本のホラーの怖さに似ていると思いましたが、映画の舞台がヨーロッパなので映画の空気や世界観がゴシックでかっこよくて、ただ怖いだけでなくストーリーも面白くインスピレーションをもらえたので、もう一回観てもいいかも、と思いました。」と熱く楽曲を手がけた経緯と映画の良さを語ってくれた。
そして、場内が暗転し不気味なオルゴール音と共に5 人の黒衣の女たちが舞台へ現れた。一人だけ異様に大きい黒衣の女が混ざり、舞台に上がるのに手間取っている。どうやら自身のスカートが長すぎて舞台へ上がれないよう。
MC が大きい黒衣の女をエスコートし、舞台へ上がり正体を聞くと黙りこくり、黒衣のベールを脱いだ。なんと、黒衣の女はミッツ・マングローブさんであった!会場からは「ミッツー!!!!」という黄色い歓声が溢れた。
「あら、ここは映画館なのね」ととぼけながらミッツさんが話し出す。MC に本作主演のダニエル・ラドクリフの魅力について聞かれると、「いい感じに成長されて…眉毛の感じとか。次回作とかでフルヌードになったり、胸毛を見せていたり快活な青年になっているんじゃないかしら」とミッツさん節で大人になったラドクリフの魅力を語ってくれた。本作は黒衣の女の恨みが恐ろしいポイントだが、自身は恨んで引きずるタイプかと聞かれると、「引きずらないが絶対に忘れません。でも女性は恨みつらみが活力じゃないかしら」と答える姿は黒衣の女顔負けだ。
本作では主人公が呪いの館に足を踏み入れるのだが、ミッツさん自身は呪いの館に入りたいかと聞かれると「自分の家が呪いの館ですからね。基本的に(恐怖を)与える方ですから」と余裕な表情を見せた。
黒衣を身にまとったミッツさんのゴシックな姿と、逹瑯さんの背格好が似ているとMC に指摘され、同じミュージシャン同士「ムック・マングローブ結成!?」と会場が沸いた。
最後にMUCC がこれから映画を観る観客にコメントを寄せた。
逹瑯(Vo):めちゃめちゃ(映画が)怖いので映画を楽しんで帰ってください。
ミヤ(Gt):こういう形で映画に関われて(イメージソングを担当することを)光栄に思っています。(映画を)楽しんで、びっくりして帰ってください。
YUKKE(Ba):この映画を観たのですが終始後ろを振り返って観ていました。皆さん、後ろに気をつけて、びっくりして、楽しんでもらえればと思います!
SATO ち(Ds):とてもとても怖い映画になっているので(映画を観たあとの)お風呂が大変です。