大ヒット公開中『009 RE:CYBORG』(神山健治監督)はアジア4カ国(香港、台湾、韓国、シンガポール)での公開が決定しております。その1カ国であるシンガポールにて、アジア最大級の規模の日本のポップカルチャーイベント、アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)が開催されました。映画以外にも、数多くのアニソンを歌う様々な歌手なども集合し、シンガポール国内だけではなく、東南アジア中のアニメファンが集まりました。
11月11日(日)には神山健治監督と本作のアニメーション・プロデューサーをつとめた(株)サンジゲンの松浦裕暁氏のトークショーが行われました。

アジア公開に先立ち、神山監督アジア最大アニメフェスティバルに登場!          

概要    アニメ・フェスティバル・アジアにて神山健治監督トークショー
日時:11月11日(日)
会場:サンテック・コンベンション・エキシビジョン
登壇者:神山健治監督、アニメーション・プロデューサー 松浦裕暁氏(株式会社サンジゲン)

東南アジアでのイベント参加は今回、初めてだという神山監督は、1年間、一緒に制作をしてきた(株)サンジゲンの松浦氏と共に、東南アジア諸国から集まった神山健治ファンの前でトークショーを行った。今回、『009 RE:CYBORG』のアニメーション技術に関しては東南アジアの観客たちも興味深そうに聞く様子が伺えた。最後には、主人公の決め台詞である「加速装置!」を会場一体で大合唱したりと、海外のファンからも大歓迎を受けたトークイベントであった。
トークショー終了後は、009特設ブースにて神山監督の特別サイン会を行い、海外のファンとの交流を楽しんだ。
シンガポールでは11月24日より、『攻殻機動隊 S.A.C SSS 3D』、12月1日より『009 RE:CYBORG』の公開が決定している。その他の国としては、香港、台湾、韓国での公開が予定されている。

<神山健治監督コメント>
アジアでも、多くのアニメーション、そして自作のファンが待っていてくれていた事に驚き、そして心から嬉しく思います。彼らが評価してくれる日本のアニメーションは、漫画を源流とする2Dのセルルック表現。3D技術を使ってセルルック表現を追求した『009 RE:CYBOG』が、アジアでどのように受け容れられるのか、楽しみでなりません。

<松浦裕暁氏コメント>
本作は、一切手描きを使用しない、フルCGアニメーションとして制作を手掛けているが、あくまでもセル・ルックなアニメテイストを作り出せることができたとおもっている。

アニメ・フェスティバル・アジア(AFA)とは。
2008年から始まった東南アジアに日本のポップカルチャーを届ける拠点としてスタートしたアニメ、マンガ、J-POPにフォーカスしたイベント。11月9日から11日までシンガポールのサンテック・コンベンション・エキシビジョンホールにて開催された。その知名度と人気の高まりと共に、拡大されている注目のイベントである。