2006年の発売以来、本編シリーズ全4巻と外伝全2巻の計6巻を含む、シリーズ累計280万部突破の大人気小説「図書館戦争」。本シリーズは、その斬新な世界設定と魅力的なキャラクター、リアルな描写などで女性に圧倒的人気を誇る、作家・有川浩(「フリーター、家を買う。」「阪急電車」など)が描く、極上のエンタテインメントです。

既報の通り(8月1日(水)付スポーツ紙掲載)、この大人気小説を、主演に岡田准一、ヒロインに榮倉奈々を迎え、実写映画化致します。舞台は2019年。公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた、近未来の日本。武力行使さえ許される不当な検閲から“本”を守る、自衛組織「図書隊」の隊員達による命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤(岡田准一)と新米女性隊員・笠原郁(榮倉奈々)の恋愛模様が描かれます。『SP』シリーズでのアクションも記憶に新しい岡田と、本作で本格アクション初挑戦の榮倉による、SFアクション映画ならではの“ド迫力な戦闘シーン”、そして、初共演を果たす2人による“ツンデレラブストーリー”にも期待が寄せられます!メガホンをとるのは、『砂時計』(2008年)や『GANTZ』2部作(2011年)など、恋愛映画からアクション大作まで幅広いジャンルで大ヒット作品を世に送り出してきた佐藤信介監督。

撮影は9月29日にクランクイン、防衛省(陸上自衛隊・航空自衛隊)協力の元、航空自衛隊入間基地、熊谷基地や、水戸、甲府、北九州など全国各地の図書館で撮影を敢行中です!(12月初旬クランクアップ予定)
そして去る11月8日(木)、『図書館戦争』にちなんで撮影現場付近の常総市立図書館にて、記者会見が行われました!会見では、主演の岡田准一、ヒロインの榮倉奈々の他に、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二といった未発表の豪華キャスト陣が登場しました。

●岡田准一(堂上篤・どうじょうあつし役)
アクション、ラブストーリーなど、いろいろな要素が詰まっていて、原作も人気のあるに作品に出演できることが嬉しいです。怒っているか、戦っているか、銃撃戦をしているか、といった役なので…楽しんで笠原(榮倉)をしごいています(笑)。いつか戦闘服を着る役をやりたいと思っていましたし、何千発も飛び交う銃撃戦もあったりするので、それに恥じない動きをしたいです。随分、細かい軍事指導も受けましたね。(撮影を振り返って)笠原を平手打ちするシーンで、一発「パン!」と叩いたら、泣かれてしまいました・・ものすごい罪悪感でその後のセリフは動揺を隠せませんでした(笑)。

●榮倉奈々(笠原郁・かさはらいく役)
運動ができそうに見られがちなのですが、実は苦手で心配していました。岡田さんにしごいていただいて、なんとか演じています(笑)。戦闘シーンがかっこよくて、自分のシーンを後からみても「かっこいい!」と思ってしまうほどです。
撮影中の失敗もありますが、ドジな役なので、失敗も役の演技だと思ってもらえれば…ただ鬼教官(岡田)が予想以上、台本以上に鬼で、心がめげそうにもなりましたが、逆に「チクショー」って燃えて演じています!(岡田さんは)しごいているときは楽しそうですよ。私は親にも殴られたことがないので、想像を超える衝撃でした(笑)                                   
 
●田中圭(小牧幹久・こまきみきひさ役)
原作はとても面白い作品ですし、撮影でも丁寧に撮られているので、すごい作品になると思います。
コンビを組んでいる岡田さんに、見劣りしないように頑張っていきたいです。(戦闘服を着てみて)誰もが出来ると思いこんでいる「回れ右」をするのが、こんなに難しいとは思いませんでした(笑)。

●福士蒼汰(手塚光・てづかひかる役)
新人なので驚くことばかりです。緊張していたのですが、事務所の先輩の榮倉さんはじめ、皆さんが気さくに接してくれるので、とてもやりやすいです。(図書館戦争の)アニメファンが多いと聞いていますので、実写版のファンを増やしたいです。

●栗山千明(柴崎麻子・しばさきあさこ役)
アニメ化の際に、人から私に似ているキャラクターがいると聞いて、その後、原作を読んで興味を持ちました。
自分が好きな作品に出演できることが、とても光栄です。アクションシーンが私にはないので、みんなが羨ましいです!
みんなのアクションシーンを楽しみにしています。

●石坂浩二(仁科巌・にしないわお役)
表現の規制に対する抵抗といった、社会的テーマが盛り込まれている作品でもあります。そのメッセージを一人で請け負っているキャラクターなので、責任を感じながら演じています。