ベストセラー作家・?村薫さんのデビュー作にして日本推理サスペンス大賞受賞の犯罪小説の最高峰、『黄金を抱いて翔べ』(新潮文庫刊)が、豪華キャスト・スタッフの手により完全映画化、本日11月3日(土)より全国公開となりました!

鬼才・井筒和幸監督と、主演の妻夫木聡さん、さらに浅野忠信さん、桐谷健太さん、溝端淳平さん、チャンミンさん(東方神起)、西田敏行さんといった豪華キャスト陣が集結し、本作『黄金を抱いて翔べ』の初日舞台挨拶を行いました。

『黄金を抱いて翔べ』初日舞台挨拶 イベント詳細

【日程】11月3日(土)
【場所】舞台挨拶:有楽町マリオン9階 丸の内ピカデリー1(千代田区 有楽町2-5-1)
【登壇者】妻夫木聡さん、浅野忠信さん、桐谷健太さん、溝端淳平さん、
チャンミンさん(東方神起)、西田敏行さん、井筒和幸監督

上映終了後、映画の興奮さめやらぬ会場にキャスト6人と井筒和幸監督が登場!
満席の会場からは割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こり、熱気ムンムンの中で舞台挨拶がスタートいたしました。

それぞれ映画の中で注目してほしいポイントを真面目に語るキャストもいる中、珍回答も続出し、お互いに突っ込みし合う様子に、会場は大爆笑の嵐に。

フォトセッションでは、現在の相場で約460万円にもなる1kgの金地金をそれぞれが持ち、文字通り“本物の黄金”を抱いて撮影に臨みました。7人分で総額は約3,220万円となり、名実共に“超豪華舞台挨拶”となりました。

【舞台挨拶 内容】

MC:皆様から一言ずつ、ご挨拶をお願いします。

妻夫木聡さん:本日はありがとうございます。初日にこんなに集まってくれてうれしく思います。
観終わったあとということで、いかがでしたか?(客席から大拍手)

浅野忠信さん:今日はありがとう!撮影の間はずっと集中していて、出来上がりもよくてたくさんの人に観てもらえて本当にうれしいです。

桐谷健太さん:(MCの普通の男の役という説明を受けて、客席爆笑)なんで笑いが起きたのかわからん(笑)。
でもいいんです!みんなの笑顔が見たかったんです!このあとは皆さんの口コミが大事です。
今日観て面白いと思ってくれたら、いや思ってなくてもぜひ広めてください。

溝端淳平さん:(MCの、刹那的な性格という説明を受けて、客席爆笑)なんで笑いが起きるんですか?(笑)
この場に立てて、こんな骨太の映画に出られて、本当にうれしいです。

チャンミンさん:個人的に初めての映画なので、こんなにたくさん来てくれて感謝してます。

西田敏行さん:センキュー!俺はうれしい!満足した顔をしてくれてうれしい!
面白かったと言われるのが最高のほめ言葉です。

井筒和幸監督:(MCより佐渡黄金大使に任命されたことを説明され)バラすな!(笑)
ありがとうございました。

MC:迫力の金塊強奪シーン以外にも本作には見どころがたくさんありますね。
監督が、一番こだわられたポイントを教えてください。

井筒監督:こだわり?全部ですよ。全部、手を抜いていません!
久しぶりにスター映画ですから。みんな孤高の役ですから、お酒を飲まないで頑張ったんですよ!

浅野さん:いや飲まないではなく、僕は飲めないんです(笑)

妻夫木さん:僕は少し飲みました(笑)

西田さん:ずいぶん飲みました(笑)

MC:次はキャストのみなさんに質問です。
6人それぞれが主役と言っても過言ではないぐらい
個性的なキャラクターを演じられておられましたね。
御自身が演じられた役どころで、ココに注目してほしいというポイントをぜひ教えてください。

妻夫木さん:いちばんは、最後のシーンですね。涙が出てくるぐらいこんな格好いい日本映画はないですよ。

浅野さん:やっぱり角刈りですかね(笑)。黄金大使の貫禄に負けないように。
(監督より「そのときはまだ黄金大使ではないわ!」と突っ込み)

桐谷さん:証明写真を撮るボックスの中で着替えていたときのパンツの柄ですかね(笑)
あれ、もらってたまにはいてるんです!(チャンミンに目配せ)な、チャンミン?
(MCより「今日のおパンツは?」と聞かれ)今日は違う、鬼のパンツです。強いで〜。

溝端さん:ご飯を幸田と食べるところですね。育ちに問題があるので、雑なんですよね。
飲食店で練習したら、白い目で見られました(笑)。ここ注目してほしいです。

チャンミンさん:個人的には後半、大変なことになってしまうんですけど(笑)
そのあとのスピード感がすごくて、そこを見逃さないでください。

西田さん:公園掃除をしているときの竹箒の位置!(客席爆笑)。で、向こうのほうに妻夫木くん演じる幸田を発見したときの目線!意外に難しいですよ〜。
ほら、もう一度観たくなったでしょ?

MC:本作品を代表しまして井筒監督から、最後に一言お願いします!

井筒監督:(セキュリティーに)あんたは?せっかく来たんやから一言いうたら?(笑)
(金の延べ棒)重いっすよ!意外と。重い映画だからね。20回ぐらい観に来てください。
ありがとうございました。あと、ぶっきーに何か言わしたって!

妻夫木さん:撮影しているときから、手ごたえを感じていて命を込めた映画です。
日本映画の底力を見せられたと思います。たくさんの人に宣伝してください!

<本日、フォトセッションで借りた金地金の説明>

日本最大級の非鉄金属製錬メーカー「三菱マテリアル株式会社」。
歴史ある製錬メーカーとして、世界に認められた「三菱ブランド」の刻印の入った金塊。
最近の金価格では1kgあたり約460万円、7本 計7kgでは約3,220万円。
99.99%(4ナイン)の純度を誇る純金。
「金(Gold)」は時を超え、世界中で普遍の価値をもつもの。