11/23(祝・金)より公開になります阿部寛主演最新作『カラスの親指』。
  本日10月30日(火)、劇中で“サギ師”を演じた村上ショージさんが上野警察署の一日警察署長に扮してサギ撲滅を訴える一日警察署長就任イベントを実施いたしました!初めての一日警察署長就任にドキドキの心境だったというショージさん。署長の制服姿にもご満悦で、「制服を着るとシャキッとしますね!市民のために頑張ってサギ撲滅をPRしたいと思います!」と意気揚々。また、11月は警視庁が定める「詐欺防止月間」ということもあり、本作では取り締まられる側のサギ師役を熱演したショージさんを更生させるべく、イベントには警視庁上野警察署に勤める知能犯捜査係のスペシャリスト児玉警部補も登場し、サギ撲滅をPRしました!

 【場所】 上野警察署⇒JR上野駅構内ガレリアホールにて 
 【登壇者】 村上ショージさん
  *特別ゲスト  廣長上野警察署長、吉住弘台東区長、JR上野駅長 
           警視庁上野警察署 刑事課 知能犯捜査係 係長 児玉勝史 警部補

Q:一日警察署長ということですが、いかがですか?
村上ショージさん:
「初めての経験でドキドキしますね。制服を着るとシャキッとします。11月からは警視庁が定める「詐欺防止月間」ということですので、頑張って詐欺撲滅をPRしたいと思います!自分も映画ではサギ師役を演じさせていただきましたが、サギ師って本当に巧妙な手口で人の心の中に忍び込んでくるもの。サギに合わないように気を引き締めること、サギをさせないようにスキを作らないことが大事ですよ!!」

Q:映画の撮影も上野でされていたんですよね?
村上ショージさん:
「そうなんです!上野のアメ横で詐欺シーンの撮影をしました。劇中でサギ師を演じて思いましたが、本当にサギ師って命がけでだまそうとしているんですよ。ばれないようにばれないように…。だから、だまされる側の自分たちも命がけで気を引き締めていかないと、ころっとだまされちゃいますよね。」

Q:今日は知能犯罪捜査係のスペシャリストである、児玉警部補にもお越しいただいています。
児玉警部補:
「よろしくお願いします。今のショージさんの命がけで…というお話は本当にサギ師の心情をよく表していると思います。映画の中でもうまく表現しているなと思いました。」

Q:ショージさん自身、だまされそうになった経験があるとお聞きしましたが?
村上ショージさん:
「撮影中は、石原さとみさんの美しさにハートを奪われちゃいました!(笑)と、冗談はさておき…。
本当にだまされそうになったんですよ。競馬場に遊びに行ったら、『いくらもってんの?』って知らない人に声をかけられて…。その人に、財布の中の札束を見せられて、『こんなに稼げるんだよ!お金だしてみない??』って乗せられかけちゃったんですよね。その時はギリギリでやっぱだめだ!!って気づけたけど、それってその時持ってた金額が全財産だったから。たった3万円なんだけどね。(笑)こういう手口は本編にもでてくる巧妙なサギの手口だから、みなさんも気を付けて!!」
児玉警部補:
「そういった競馬場での詐欺に対する取り組みは各所で強化しているので、段々数は減ってきているんです。それでも競馬に行って勝ったつもりが実は大負け…なんてことにもなりかねないので本当に気を付けてくださいね。」

Q:11月からは警視庁が定める「詐欺防止月間」といことですが、詐欺を見破る方法などはありますか?
児玉警部補:
「詐欺師という人間は、電話にしてもチラシや広告にしても、相手をだますためには必ず自分から動きます。自分に身に覚えのないことで、相手から働きかえられることに関しては、一度、詐欺なのでは?と疑うことが大事です。これから年末にかけて、アメ横でも非常に多くの人が来られることが予想されます。財布を見えるところにしまっているとスリにも狙われやすいので、気をつけてくださいね。」
村上ショージさん:
「詐欺撲滅にはみんなの協力が必要です!」

Q:最後に、ショージさんからメッセージをいただきました。
村上ショージさん:
「映画の中では、だましてだまされてのサギ師役を演じさせていただきました。それが、ラストのウラにあるどんでん返しにつながっていくわけですが、現実世界では何がなんでもだまされないように、気を引き締めていってください。今日はありがとうございました。」

○署長就任イベントの後、場所を上野駅構内に移動して行われたトークイベントでは、上野警察署の署長や台東区区長など、来賓の方々も出席。犯罪全体の数は年々減ってきているという事実に比べ、詐欺犯罪だけが増加傾向にあるという現状や被害状況、詐欺犯罪に対する対策などをお話しいただき、映画と合わせて詐欺撲滅をPRしました。