1996年の発売以来、世界中で記録的な人気を誇っているゲームを基にした劇場版フルCGアニメーション第2弾『バイオハザード ダムネーション』が10月27日(土)に公開となった。
新宿ピカデリーにて行われた初回上映前の舞台挨拶に神谷誠監督、小林裕幸プロデューサー、脚本を手がけた菅正太郎が登壇。
人気クリーチャーのタイラントも登場し劇場は大きな盛り上がりを見せた。

2週間の限定公開ながら33,000人を動員しヒットを記録した『バイオハザード ディジェネレーション』以来4年ぶりの新作となるが、この日、劇場に足を運んだ観客は4年前の前作を劇場で鑑賞したという人々ばかり。4年前に「みなさんの応援があればまた帰ってこられます」と話していた神谷監督は「約束通り、ってこれました」と感無量。菅さんも「同じ作品の続編で帰ってこられてありがたいです」と喜びを語った。

この秋は実写版映画の第5弾となる『バイオハザードV リトリビューション』の公開を皮切りに、待望のゲーム最新版「バイオハザード6」も発売されるなどまさに”バイオハザード祭”状態。だが神谷監督は「作業を始めたのはウチが一番最初。だから他のものは意識していません」と語る。本作のみならず、ゲーム、実写映画にも携わってきた小林プロデューサーは、ゲームの内容について「わざと監督には教えませんでした。監督にはのびのびとやってほしかったので」と明かした。
同じくゲームにも携わっていたという菅さんは、ゲーム、アニメどちらのスタッフからも様々な注文が寄せられたことを明かしながらも「でも神谷監督の注文が一番大きかったです。『それはちょっと…』と言いたくなるようなことを振ってきた」
と苦笑交じりに苦労を語った。

ちなみに、この日の神谷監督の服装は主人公・レオンの劇中の衣裳と同じもの。
さてはレオンを意識して…? と思いきや、監督曰く「全く逆!」。実は劇中のレオンの衣裳デザインがそもそも「僕の私服をモデルにしている」(神谷監督)とのこと。
小林プロデューサーによると、衣裳以外にも「銃火器も監督の家にあった私物を参考にしている」という。監督は「私財をなげうってます。一時期、(アニメ制作の)会社が武器庫のようになってました(笑)」と明かし会場は笑いに包まれた。
これら銃火器によるアクション、肉体を駆使した格闘技に加え、主人公のレオンともう一人の人気キャラクターのエイダの関係もファンにとっては楽しみな部分。
本作の厳格な”ルール”としてプラトニックな関係での描写を義務付けられてきた菅さんは「とはいえ出会って10年以上経っているので、ずっとプラトニックではリアリティがない。そこはポイントごとに想像を入れながらやってます。
後はみなさんにも想像していただきながら楽しんでほしい」と思わせぶりに語っていた。

最後に神谷監督は「”バイオ祭り”のトリを『ダムネーション』が飾りますが、勢いそのままに楽しんでいただければ」と客席に向かって呼びかけた。
新宿に続き、名古屋と大阪でも舞台挨拶を行いどの会場もチケット完売!好スタートとなった。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=50225