新宿武蔵野館にて開催中のロジャー・コーマン関連映画レイト上映企画“続・夜コーマン”ですが、東京国際映画祭で来日中のロジャー・コーマンが、昨日(10/25)、新宿武蔵野館を訪れました。

映画祭開催中の多忙の中、『コーマン帝国』“夜コーマン”“続・夜コーマン”と、ロジャー・コーマン関連作を上映し続けている新宿武蔵野館に来館。自身の等身大パネルやバナーに直筆サインを残しました。これで、新宿武蔵野館もコーマン公認、オフィシャルコーマン劇場になりました(笑)。

ロジャー・コーマン氏は劇場内を案内され、壁にある個性的なポスターを一つ一つ見ながら、「アメリカでは映画もそうだが、映画館もインディペンデントであり続けるのは難しい時代になってきている。生き残るためには独自の編成が必要だ。他で観られない映画の企画上映もやりながら、一般作も上映する。こういった工夫がインディペンデントには求められる。私はこういう映画館を応援しています。」と語っていた。

また、先日80年代のトロマ社製作のヒット作『悪魔の毒々モンスター』を2013年早春にリバイバルレイト上映することが発表されたばかりの同館だが、それについても「私はロイド・カウフマン(トロマ社の代表、『悪魔の毒々モンスター』監督)とは仲のいい友達だ。」と語り、コーマン氏とトロマ社との共同製作はないのですか?との問いかけに、「いや、やったことはない。それは彼の映画が私のよりはるかにワイルドだからだ(笑)」と答えていた。

新宿武蔵野館にて開催中の“続・夜コーマン”『禁断の惑星エグザビア』の上映は今日(10/26)まで。
明日(10/27)からはロン・ハワード監督デビュー作『バニシングin TURBO』が上映される。

また明日は来場者全員に『コーマン帝国』予告編のカットフィルム(5フレーム/日本版予告編からの切り出し)がプレゼントされる。
更に明日(10/27)は、東京国際映画祭にてオールナイトイベント上映「コーマン魂」も開催される。
(ロジャー・コーマン登壇予定)