王妃の朗読係の少女という今までになかったミステリアスな視点から、ベルサイユの裏側に迫り、実際にベルサイユ宮殿でのロケを敢行した、「マリー・アントワネットに別れをつげて」(12月15日公開)が第25回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映されました。そして、プラダの香水モデルを務め、自身も大手映画会社会長の孫娘というセレブ女優、主演のレア・セドゥと監督のブノワ・ジャコーが揃って来日し、大歓声の中、舞台挨拶を行いました。

■実施日:2012年10月22日(月)
■場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■登壇者:ブノワ・ジャコー(監督) レア・セドゥ(主演)

MC:まずは、一言づつご挨拶をお願いします。

監督:こんばんはみなさん!こうして日本で映画を紹介できることを本当にうれしく思います。どこに行ってもこう言っているかと思われると思いますが、本当に私の本心なのです。

レア:私も皆様にお会いできてとても嬉しいわ!私は東京が大好きなので、映画を気に入ってくださればと思っています。

MC:監督、日本の人々の印象はいかがですか?

監督:世界中どこに行ってもスクリーンの前にいる観客はみんな同じですね(笑)。どこへいっても気に入ってもらえる作品だと思っていますので、日本の皆様にも受け入れてもらえると有り難いですね。脅迫するようなことになっていないといいですけど(笑)

MC:レアは、ショートカットがとても似合っていますね!日本で行ってみたいところはありますか?
レア:(新作)映画の為に短くしたのよ。そうね、日本で行きたいところの名前を忘れてしまったのだけど、東京の街を迷子になったようにぶらぶらしたいわ。

MC:本作は、本物のベルサイユ宮殿で撮影をしたそうですが、実際に撮影していてどうでしたか?
レア:嬉しかったことと言えば、宮殿を私たちで独占することができたことね。普通は許されてないところまで入ることができたのよ!

MC:歴史大作に出演された感想は?
レア:とっても気に入ったわ。このようなコスチューム劇をやりたいと思っていたから。今のフランスには王政は無いけれども、王政が崩壊する瞬間というのは、フランス姫にとってとても大事な瞬間なので、(その時代を)演じることができてとても嬉しかったです。

MC:監督、レアの魅力を教えて下さい!
監督:すごく魅了されていたからこそ、僕自身がオファーしたんだよ!それは今、レアをご覧になればみなさんお分かりでしょう?(会場:拍手!)

満席の観客に温かく迎えられ、終始笑顔の監督と、レア・セドゥでした。