「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「アリス・イン・ワンダーランド」をはじめ、ユニークでファンタジックな世界観とイマジネーション豊かなビジュアルで、世界中の映画ファンの心をとらえ続けるティム・バートン監督の最新作は、ディズニー史上、最も奇妙な白黒3Dワンダーランド、『フランケンウィニー』。孤独な少年ヴィクターと≪禁断の実験≫によって甦った愛犬スパーキーとのピュアな愛が、街中に大事件を巻き起こすちょっと奇妙で心沸き立つ冒険ファンタジーです!

先日、この作品で声優(近藤春菜さん=小学校の体育の先生役、箕輪はるかさん=小学校の生徒役)を担当することを発表したハリセンボン。今度のお正月映画の中でもNo.1ファミリー・ピクチャーと目される「フランケンウィニー」、この日、板橋区の高島平けやき保育園で行われたハロウィン・イベントに登場しました。

中高年のオジサン層から絶大な親近感を獲得している近藤春菜さんと、日本一の甦り芸人を自認する箕輪はるかさん。憧れのディズニー作品の声優を担当する喜びを先日のイベントでも熱く語ったばかりだが、この日の保育園でのハロウィン・イベントは子供たちへアピールする絶好の機会。テレビでよく見る二人のサプライズ登場に年長さん「ぞう組」の20人の園児は一瞬ポカーンとしてしまいました。しかし、徐々に慣れてくると「何でダイエットしないんですか?」「おすもうさん」と春菜さんの体型に話題集中。子供たち独特のリアクションに四苦八苦しながらも、ハリセンボンの二人はハロウィン用の「フランケンウィニー」仮装用具作りで“優しいお姉さん”ぶりを猛アピール、はさみを使っての工作となると積極的に園児たちのお手伝いをしました。続いては園児に囲まれてにこやかに記念撮影。仲良くなることができました。

そしてリクリェーション・タイムでは、映画の主人公=フラン犬(ケン)のスパーキーにちなみ、はるかさんの得意技“フラン犬玉”(=けん玉)を披露、「止め剣」(玉を先端に刺す技)は3度目になんとかクリア、しかし、全ての場所で玉を止める連続技の大技「世界一周」は見事一発で成功。園児たち大喝采を浴びました。
続いては春菜さん対20人の園児の“フラン犬ジャンケン”。5回勝ち抜いた女子のきらりちゃんが見事優勝しました。
さらに“フラン犬ケン”(=ケンケン競争)はハリセンボンチームvs男子チームvs女子チームの対抗戦。リレー方式の園児に対し、ハリセンボンの二人はコースを5往復することになりました。身軽な子供たちに対し、先日の体力測定でも不安要素いっぱいのハリセンボン。特に春菜さんは、「私は、(声優を務める)体育教師だ!」と勢いこんでケンケン対決に望みますが、あえなく惨敗。女子チームがぶっちぎりで勝利。しかし、ハリセンボンの体型のハンディをものともしない奮闘ぶりは園児たちに大ウケ、子供たちのピュアなハートをがっちり掴むことに見事成功しました。

この日の二人の衣装は先日のジャージと学生服をハロウィン用にバージョンアップ。映画の主人公、フラン犬のスパーキーにちなんでつぎはぎに耳と尻尾をつけて登場。園児たちから「かわいい!」という声も飛び交いました。

囲み取材でのハリセンボンのお二人のコメントは以下の通りです。

近藤春菜さん

(イベントについて)子供たちは元気いっぱいでエネルギーを使ったが、逆にパワーももらいました。ずいぶん息もあがりました。しかし、あんなに体型をいじくられるとは思いませんでした。「おすもうさん」から「出前一丁」最後には何故か「パンツ一丁」と呼ばれました。でも、最後には仲良くなれました。

(ところで、今日幸楽は休みですか?)角野卓造じゃね〜よ!
(映画といえば、ドキュメンタリーを撮っているとか?)マイケル・ムーア監督じゃね〜よ! 保育園で大声を出すとは思っていませんでした。

(映画について)愛犬との絆を描いた映画で、死んだ犬が甦る、不思議で子供も楽しめる映画です。声優では体育の先生役でしたので、地の大声でいけました。私たちの声も聞きに来てください。

箕輪はるかさん
(イベントについて)いろんなお子さんがいて楽しかったです。ケン玉も上手くいきました。失敗も予定通りです。

(甦る映画と聞きましたが歯の方は?)歯は甦りません。神経が死んでいるので、お医者さんでも無理です。

(映画について)“甦り”ということを描いた映画です。家族揃って楽しめる映画ですので、ぜひ皆さんで見に来てください。声優では生徒役を演じました。「ワー」とか「こわい〜」というセリフを言っています。普段言われる方なので、上手く出来てると思います。