11/23(祝・金)より公開になります映画『カラスの親指』。本日10月13日(土)、タイトルにちなみ“烏”森神社にて大ヒット祈願イベントを行いました。

登壇者:阿部寛さん、村上ショージさん、伊藤匡史監督
  
『カラスの親指』というタイトルにちなみ、芸能の神様を祀る新橋の烏(からす)森(もり)神社にて、大ヒット祈願を行いました。ご祈祷の最中には引き締まった様子のキャスト陣でしたが、その後の質疑応答の際には神社のマスコットキャラクター・恋吉も登場し、終始和やかな雰囲気で執り行われました。

“阿部寛&村上ショージ”という意外なコンビに話が及ぶと、阿部寛さんは「ショージさんとコンビを組めて嬉しかった。芸人さんとコンビを組むことはなかなかないことですからね。(芸人さんは)しゃべりのプロですから、自分の穴埋めもしてくれるし、本当に頼もしいです。」と村上さんをベタ褒めすると、村上ショージさんは「今年(デビューして)35周年になるんですけど、(明石家)さんまさんに言わせると『おまえの人生、凝縮すると一年もあるかないか』だと言われてまして・・・、それくらい小学生みたいなことしかやってませんので(笑)。だから、この映画に参加できたことは一生の宝物です。阿部さんとご一緒させていただけただけでありがたいし、幸せです!」と恐縮しきりだった。伊藤監督は「ショージさんが演じたテツのキャスティングは、分厚いタレント名鑑を全部読んで選んだ。」と明かすと、村上さんはすかさず、「2ページ目くらいでいたでしょ!」とツッコミ。しかし、伊藤監督は「ショージさんは僕の狙い通り。なぜショージさんだったのかと思う人は、映画を観てもらえばわかってもらえる。騙されたと思って観に来てほしい。」と自信をのぞかせた。

また、カラス(=プロの詐欺師)を演じた二人に、詐欺師について勉強したかを聞かれ、阿部さんは「監督が(詐欺師の)本をお持ちだったので貸りて読ませていただいたんですが、今回は人情味あふれる明るい詐欺師だったので、そこまで役に取り込まなかったですね。」との答えに対し、村上さんは「詐欺師より悪いのは漫才師なので。裏で何やってるかわかりませんからね。夜の先輩後輩を見てきたので役にたったかなと思います。」との答え。MCより「芸人さんはそんなに悪くないですよね?」と振られた阿部さんは「それは言えないですよ。」と意味深に答え、取材陣の笑いを誘った。また、絵馬に願い事を書いたという二人に、阿部さんは「 もちろん“映画のヒット祈願”と書きました。」と絵馬を披露。

一方、村上さんは「もちろん!“左手首が早く治りますように”と書きました。」と書いた絵馬を見せながら、「さんまさんとゴルフ行ったときに痛めてしまって…」とボケると、阿部さんから「ヒット祈願しましょうよ!」と突っ込み。しかし、そのやりとりが思いのほかウケず、村上さんは「これ、もっとウケると思ったんです。。。」とションボリ。すると、阿部さんから「ショージさん、どういうことですか!」とさらにつっこみが入り、「しょうゆうこと!!」と村上さんのオリジナルギャグで取材陣を沸かせ、本作さながらの絶妙なコンビぶりで締めくくった。