映画『アイアン・スカイ』が先週末、ついに公開された。その公開に合わせて9月29日(土)、イベント『GPSアートで東京侵略!』が開催されたのだ。このイベントは配給会社とバンタンデザイン研究所の映像科の学生が一緒になり、学生による学生主導の企画イベントであり、企画案から参加者募集、当日の運営までなど全て学生によって進められた。従来9月23日(日)に開催され約50人もの規模で行う予定だったが、当日あいにくの悪天候により中止を余儀なくされ開催が待たれていた。そんなイベントがついに決行された!

そのイベントの内容は、GPS受信機を利用して、『アイアン・スカイ』に関するマークを描くというもの。GPS受信機を持って、街中を歩くだけで、その軌跡が線となり、登録していたルートを辿ると、ひとつのアート作品になるということである。今回は『アイアン・スカイ』に関するアートを描くので、まさに『アイアン・スカイ』が東京を侵略するというのだ。今回描くのは総距離約32キロメートルにも及ぶGPSアート!!劇中でも象徴的に登場するあるマークを全員で一体となって、生まれる軌跡のイベントである!!

メイン館のある六本木ヒルズにてコスプレイベント中のプロパガンダ隊と記念撮影ののち、いざスタート!タイアップ協力をしていただいた株式会社ユピテルのサイクリングナビ“ATLAS ASG-CM31”を駆使しながら、渋谷、広尾、白銀、麻布十番、東京タワー、0イタリア広場、東京ミッドタウンなど、東京都心の有名スポットを順に回り、全コースを約5時間強という時間で回りきった。今回、GPS受信機を使って描いたアートは、『アイアン・スカイ』の中で特徴的な、巨大な「イーグル(鷲)」のアートを完成させ、大成功に終わった。

現在、満席が相次ぐ劇場もあるほど、大ヒット上映中の『アイアン・スカイ』。その盛り上がりは、今週末からの3連休にも続くことは間違いないだろう。まだまだ、日本中が『アイアン・スカイ』旋風に巻き込まれる!!