1985 年よりスタートしました東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟(注※)公認の国際映画祭として、今年で第25 回目の節目の年を迎えました。
(注※)国際映画製作者連盟:世界の映画産業、国際映画祭の諸問題を改善、検討する国際機関。パリに本部を置き、世界23 ヵ国(2012 年2月現在)が加盟している。
本日、10月20日(土)より開催の第25回東京国際映画祭の開催に先駆け、記者会見を行いました。
今年は91カ国1,332本のエントリーの中から15本をコンペティション部門に選出。その審査委員長にロジャー・コーマンが決定。また、TIFFアンバサダーとして前田敦子さんの就任を発表いたしました。
コンペティション部門以外にも全上映作品も発表いたしました

■日時:9月20日(木)14:00〜15:00
■場所:六本木アカデミーヒルズ49Fタワーホール(港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー)
■登壇者:公益財団法人ユニジャパン理事長高井英幸
東京国際映画祭チェアマン依田巽
公益財団法人ユニジャパン事務局長西村隆
東京国際映画祭事務局長都島信成
松江哲明(『フラッシュバックメモリーズ3D』コンペティション部門より)
TIFF アンバサダー前田敦子(敬省略)

公益財団法人ユニジャパン理事長高井英幸のご挨拶
東京国際映画祭は今年25 回目の節目を迎えました。第1 回は1985 年で、今回に至るまで多くの方のご支援を頂きました。文化庁、官公庁、スペシャルパートナー、各マスコミの皆様、関係スタッフ、海外スタッフの皆様、改めて心からお礼申し上げます。映画は世界の共通言語です。昨年の東京サクラグランプリ『最強のふたり』はいま大ヒットしています。映画を通じて文化の交流、ビジネスの交流、映画界の交流が進むよう願っています。今年は20日から始まります。皆様のご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

東京国際映画祭チェアマン依田のご挨拶
いまこそ映画の力を“ThePower ofFilmsNow”
TIFFは第5 回よりグリーンカーペット、エコロジーを実践しており、グリーンをテーマにして10 月20 日〜28 日まで開催いたします。TIFFを国際的に多くの人に知らしめ、優れた作品を集めてここまでやってきました。5 年前エントリー数は668 作品でしたが、今年は1332作品と倍増しております。エントリー国・地域は67 から90に増え、多くの期待が集まっています。

松江哲明さんご挨拶
『フラッシュバックメモリーズ3D』は本当に小さい作品で、一年かけてじっくりつくってきた作品です。
今まで「日本映画・ある視点」部門で上映していただいて、その流れがあってコンペティションで上映いただくことになってとても嬉しいです。
2011 年震災後に(『フラッシュバックメモリーズ3D』に出演している)ゴマさんのライブを見て、ゴマさんの日記に勇気づけられました。
まだ映画を上映してないので、ある意味未完成です。学生時代から東京国際映画祭が好きで通っていました。東京国際映画祭はお客さんと出会うきっかけをつくってくれた映画祭。お客さんと出会うことで映画は完成するものだと思います。

前田敦子さんご挨拶
東京国際映画祭25 回目の開催おめでとうございます。TIFF アンバサダーという素敵なお役目をいただけて嬉しいです。
Q) TIFF アンバサダーに就任されたご感想をお聞かせください。
A)とても重要な役ですよね。生まれる前から開催されていて、大きなイベントでとても緊張しています。
映画が好きなので、とても楽しみです。

Q)前田さんは普段どんな風に映画にふれていらっしゃいますか?
A)本当に映画が大好きで、映画館に一人で観に行ったり、DVD で観たりしています。
オールジャンルで、オススメしてもらったらなんでも観ようって思っています。

Q 映画館に行ったら隣に前田さんがいるかもしれないですね。
A そうですね。一人で泣いたり笑ったりしていると思います。

Q) これから女優として活躍されていくわけですが、どんな女優を目指していらっしゃるのか教えてください。
A)素敵なスタートラインに立たせてもらっているので、どんな役も演じられる、求められる女優になりたいです。

第25回東京国際映画祭(10 月20 日(土)〜10 月28 日(日))
会場:TOHO シネマズ六本木ヒルズほか

オフィシャルHP:http://www.tiff-jp.net