“葉っぱ”を売って年商二億!
まちの再生と、それを支えた女性たちの活躍を描く実話から生まれた物語が誕生!

映画の舞台でもある徳島では今月1日より先行公開し、県内初登場1位!を獲得した好調なスタートに続くべく、本日、映画『人生、いろどり』の、初日舞台挨拶が行われました。
主演の吉行和子、富司純子、中尾ミエ、藤竜也、平岡祐太、村川絵梨、そして御法川修監督が登壇いたしました。
映画の舞台となった上勝町から今朝届いたばかりの、傘のように大きなハスイモの葉っぱを手に登場し、満席の会場からの大きな拍手と歓声で迎えられました!
主演の吉行和子は、「こんなにたくさんの方にいらしていただき、ありがとうございます。」と挨拶をし、今週、初孫が生まれたばかりの富司純子は、家族や夫婦の絆がテーマになった本作と重ね合わせて「新しい命の誕生を、嬉しく思います。」とコメントしました。また、華やかなピンクの衣装で登場した中尾ミエは「目立ちしすぎちゃってごめんなさい。満員のお客さんを見たら嬉しくって、一曲歌いたくなっちゃう(笑)」と会場の笑いを誘い、若手出演者の平岡祐太と村川絵梨も、作品への思いを語りました。また、壇上からの退場の際は藤竜也が吉行、富司、中尾の手を取り、同年代の観客からはその紳士ぶりにため息が出るなど、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

『人生、いろどり』 初日舞台挨拶
■日時: 9月15日(土)13:10〜
■場所:シネスイッチ銀座 スクリーン1 (東京都中央区銀座4-4-5 旗ビル)
■登壇者:吉行和子(77)、富司純子(66)、中尾ミエ(66)、藤竜也(72)、平岡祐太(28)、村川絵梨(24)、御法川修監督(40)

 MC:皆さん、本作に出演されていかがでしたか?
吉行:わたしが演じた薫という役は、上勝町の葉っぱ中から生まれたような女性です。今日は初日ということで、葉っぱの精をイメージしたこの緑の服を着てきました。上勝町での撮影は、山を登ったり下りたり、走ったり色々動き回ってましたが、自然の緑がきれいで森林浴をしているような気持でした。とても元気になりました。

富司:手先が器用な花恵を演じました。いろどりを始めたことで自分で収入を得たり、テレビに出るようになったことで、離れて住んでいる孫に尊敬されたり、自分の生きがいを見つけていく役でした。この役を通して、日々輝くことを見つけることが大切だと感じました。
(司会:富司さんは、今週お孫さんが生まれて、すごくハッピーな時だと思いますが、どうお感じになりましたか?)
新しい命の誕生は、とても素晴らしいことだと思います。

中尾:こんなにたくさんの方が劇場にいらっしゃるなんて、思わず一曲歌いたいところです!わたしの演じた路子は、都会でしか自分の夢はかなえられないと思っていたんだけど、本当の幸せは、足元にあったんだと気付く役です。私は、この映画のおかげで人生観が変わりました。生きがいを見つけて生きていくことが本当はすごく大切なんです。だから“ピンピンコロリ”を目指して最後まで働いて、都会でダメなら上勝町に移住します!

藤:吉行さん演じる薫のとても頑固な夫を演じました。昔ながらの頑固親父で、この役やりたかったんですよ。根が頑固なところは似ていると思います。実際には家の中で威張ったりなんて、大変なことになるので…できないですから。

平岡:唯一実在のモデルがいる役をやらせていただきました。モデルの横石さんは(葉っぱビジネスの)おばあちゃんに対してとても優しい目をしている一方で、夜食事をしながら話している時は経営者の目と全然違う顔を持っていたのが印象的でした。個人的にも思いが詰まった作品になりました。

村川:気の強い仲買人の裕香役をやらせていただきました。素晴らしい共演者の方々とこの舞台に立てることが光栄です。上勝町が想像以上に山の中だったのでびっくりしましたが、すごく自然がきれいな場所でした。特に星空がすごく綺麗で空気が澄んでいたのが、忘れられません。実際にエキストラで参加されたおばあちゃんたちは、いつもおしゃべりをしていて、小さなことも楽しんでいて、とても元気なことに感激しました。

 MC:監督、一言お願いします。
監督:1日から地元徳島での上映が始まっていて、数ある大作を抑えて大ヒット中で、すでに1万人以上の人に見ていただきました。実話で、葉っぱビジネスが成功するという、お金を儲ける映画ですが、登場人物たちがお金を何に使ったのかということにも注目して欲しいです。是非東京でも多く方にご覧頂きたいです!!