あの名作「白雪姫」に魔法がかかり、全く新しいロマンティック・ファンタジーとして生まれかわった、ジュリア・ロバーツ主演の話題作『白雪姫と鏡の女王』は9 月14 日(金)より全国公開となります。
本作で、初の悪役で史上最強のワガママ女王を演じたジュリア・ロバーツ。お金や宝石が大好き、辛口炸裂のアラフォー女王なのに、チャーミングで観る者を楽しませてくれるキュートな悪役女王を演じています。

今回は、そんなジュリア女王を代弁する形で、日本の“キュートで強い”女性代表として、国生さゆりさんと熊田曜子さんが登壇。女性たちが抱えている、ちょっと辛口だけれども本音なトークを、Yes/No クイズ等も交えながら、会場の観客と一緒に繰り広げてくれました。更に、映画に登場する草食系王子さながらの、ネガティブなイケメンモデル・栗原類さんも参戦!会場を盛り上げました。一見女王様キャラだと思われる国生さんよりも、実は熊田さんの方が女王様っぽいという話も飛び出し、妊娠中の熊田さんを気遣う国生さんのエピソードなどが披露されました。王子様なんてもったいないと謙遜する栗原さんは大人の女性に囲まれタジタジな様子が笑いを誘いましたが、映画好きな栗原さんらしい、映画の感想などもお話いただきました。

辛口本音トークショーの後半には、服飾系専門学校3校の手によって制作されたドレスをお披露目するファッションショーを実施。本作の公開に伴って実施中の「白雪姫ドレスコンテスト」は“(私が考える)新しい白雪姫が身にまとうドレス”をテーマに、ドレスメーカー学院、文化服装学院、バンタンデザイン研究所の3つの名門服飾系学校の各代表グループによる独創的な白雪姫ドレスが披露されました。美しいドレスを国生さんと熊田さんも、着てみたい!と大絶賛でした。

『白雪姫と鏡の女王』公開記念トークショーイベント実施概要
◆日時:9月10日(月)11:00〜
◆場所:スペースFS汐留(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
◆登壇者:国生さゆり、熊田曜子、栗原類

■“芯の強い凛とした女性”ということで国生さん、熊田さんをお呼びしましたが、どう思いますか?
国生:私はある番組のキャラクターで芯の強い女性を演じたことがありますけど、プライベートは実に優しくて、可愛くて、甘甘な女性です。
熊田:私が言おうと思ったんですけど、御自身で言われましたね。一緒にお仕事をさせて頂くことも多いので、番組の演出上(国生さんが)「ズバッと」言う時もあるのですが、物凄く後輩思いで、私が妊娠した時一番にお花を持って来てくれたり、お手紙付きのお菓子を楽屋まで持って来てくださったり、全然TV のイメージと違いました。
国生:熊田の方が芯が強いしっかりとした女性なので、今日は本当に安心しています。
熊田:自分でも強いと思います。打たれ強いというか、打ってもらっているのが愛情と感じるタイプなので、バラエティーもあっているのかと思います。

■栗原さんは王子様のように見えますが?
栗原:姿だけが王子様という様に考えて下さい。中身は全然違います。
国生:さっき楽屋で私がくしゃみしたら、「おだいじに・・・」って。このままなんですよね。
栗原:そう・・・で・・・しょうか・・・。国生さんが“ガン見”されていて、いつ前を向いたらいいかわかりません。
僕の顔になんか付いていますか?
国生:綺麗な男の子だなと思って。
栗原:いえいえ、それほどでもないです。全然です。

■今までのストーリーと違った「白雪姫と鏡の女王」はいかがでしたか?
国生:白雪姫役のリリー・コリンズちゃんが冒頭出てきたときに「うわ!ダッサ!」と思うんですよ。
眉毛つながり気味で、こんなに垢抜けないプリンセスってどうなの?と思ったんですけど、シーンを追うごとにプリンセスの優雅さと、村人達を助けようとする強さがでてきて、生まれながらのエレガンスってこんな感じなのかな〜と思いました。ジュリアもさらっとイジワルな女王を演じていてさすがでした。
熊田:表現とか言葉のチョイスが現代っぽいし、今までだったら王子を待って助けに来てくれるストーリーなのに、白雪姫も自ら戦うというのが、凄く面白かった。
映像も色鮮やかで、絵葉書にしたいシーンがいっぱいありました。
栗原:石岡瑛子さんのデザインした衣裳がポップで、映像も綺麗でした。白雪姫が仲間になる7人の小人たちのアクションシーンもカッコよくて、白雪姫に負けない存在感を放っていました。王子様(アーミー・ハマー)は愛されるキャラで、ほっとけないというところが僕と完全に真逆だなと思います。
■作品中の王子は年上の女王、可憐な白雪姫の二人に迫られますが、好みのタイプは?栗原:年下だと今の年齢的に危ないと思うので年上の女王です。
自分よりも知識も豊富で、一緒にいて面白いともっとその人のことを知りたくなるし、勉強になるので。

■(恋愛対称として)年下男性はいかがですか?
国生:可愛いですね〜和みますね〜。若い方と仕事もすると新たな刺激になります。女性はやっぱり愛されたり、好きな方に大事にされたり心配されたり、癒されたりしたいですから、年下だと自分も可愛い女性になりたい。
普段も可愛く振舞えるので綺麗でいようと思います。

■作品中の女王は鏡にワガママなお願いをしていましたが、ご自身のこれまでで1番ワガママなお願い事は?
熊田:今の旦那さんと付き合っているときに、なかなか時間が合わなくてデートをする時間もなかったんですけど、寝る間を惜しんで会っていたので、毎日睡眠時間が2〜3時間とかで・・・でも「会いたい会いたい」言って会ってくれていたので、どんどんやつれて行ってました、彼が。今思うと反省です。
栗原:僕にはない、素晴らしい愛の形ですね。
熊田:栗原さんが相手だったら、「ゆっくり寝てください」と言うと思います。
栗原:僕は、買いたい服などがあったとき、値段が高くて今の収入じゃ買えない物を親に「コレ買って」とお願いしてました。
経済的に難しかった時にお願いしてゴメンナサイ。
国生:毎日ワガママは言ってますね。私、毎日鏡に向かって「大丈夫よね」って聞くんですよ。10 年くらい使ってて(その鏡を)“お姫様”って呼んでるんだけど、「大丈夫」って言ってくれます。

■自分の振る舞いを振り返って、本作の女王っぽいと感じたことは?
熊田:エステシーンが凄く面白くて、美に対して追求心が、共通しているかなと思います。自分に掛けた分だけ体が返してくれるというのが分かったので、産後もしっかり体型を戻して水着を着れる様にしたいです。
国生:仕事に対して完璧なぐらいなモノを周りに求めてしまう。そこに向かって行くのであれば、周りにどう思われても構わないと思えるほど強く思っている。自分でも手に負えないぐらいになってきているので、共演者に「ごめんね」と言うと「存じ上げております。」と言われました。

【ここからは会場の観客も一緒にYes/Noパネルで回答】

■自分が欲しい物は貪欲にゲットしに行く方だと思う?
熊田:【YES】芸能界に入りたいと思ったとき、田舎でスカウトマンもいないところだったので、自ら履歴書を事務所に送って今の事務所に引き取ってもらったので、やりたいと思ったら自分から動くほうですね。
国生:【NO】走ってでもゲットしに行くタイプに思われがちですが、結構我慢強くて、自分から掴みに行かないですね。
掴んで落としたら怖いので、手の中に入ってきたらそーっと掴むタイプです。おにゃんこの時も3列目の一番後ろから2年ぐらい掛けてセンターに行ったので。運がよかったです。走ってこけたら嫌じゃないですか。
栗原:【NO】時間を掛けながら一歩一歩、ゆっくり慌てずに行くことで、手に入れたときの気持ちも「やっと手に入れた」と嬉しくなると思うので、ゆっくりゲットしに行くタイプです。

■劇中のような草食王子はあり?※会場は【NO】が多数。国生・熊田【YES】
熊田:【YES】自分からいくので、そのほうが誠実に思えますね。
栗原:なんだか申し訳ないです。

■年下女子にイラッとしたことがある?※会場は【YES】が多数。国生【YES】、栗原・熊田【NO】
国生:【YES】カワイイって自覚してるのがイラッとする!カワイイっていうのは本来、自覚するもんじゃなくて、他人から言われるものでしょ?自称はちょっとねえ。

■最後に「白雪姫と鏡の女王」について皆様に一言
国生:ジュリア・ロバーツさんは風格のあるハリウッドを代表する女優になって、リリー・コリンズさんもこれから色々な作品に出演なさると思います。本作では白雪姫ですが、普通の姿も見てみたいと思わせる女優さんなので是非注目をして頂きたいと思います。新しい白雪姫は大人も子供も楽しめる作品になっておりますので、ご家族、恋人同士でご覧頂けたらなと思います。宜しくお願いします。