『Keiko』(79)でセンセーショナルなデビューを飾って以来、カナダと日本を舞台に意欲作を発表し続けるクロード・ガニオン監督の最新作であり、国際派女優・工藤夕貴の主演最新作『カラカラ』が、第36回モントリオール世界映画祭コンペティション部門の「世界に開かれた視点賞」、「観客賞」をW受賞いたしました!

本映画祭で29日(現地時間28日)に公式上映された本作は満席の観客から圧倒的な支持を受け、その熱狂ぶりに、工藤夕貴さんは急遽、閉幕までモントリオール滞在を延ばし、閉幕式に監督、ガブリエル・アルカンと共に出席しました。
本作の受賞に際し、クロード・ガニオン監督、工藤夕貴さんからの喜びの声をお届けいたします。

≪クロード・ガニオン監督コメント≫
「世界に開かれた視点賞」を受賞できたのは本当にうれしいです。これはまさに、私が映画をつくる原点だからです。今回も、観る人に、もっと世界に目を向けてもらいたい、沖縄を知ってもらいたいとの思いで『カラカラ』を作りました。

≪工藤夕貴さんコメント≫
とってもドキドキしましたが、映画のタイトルを呼ばれたときは本当にうれしかったです。
私自身、大好きな映画『カラカラ』が「観客賞」というかたちで、多くの方に支持をしてもらえたということはとてもうれしいです。

※「世界に開かれた視点賞」…OPENNESS TO THE WORLD AWARD
 本作は「映画の登場人物たちが、個人ベレルだけでなく、
 文化を越えてお互いを理解していくプロセスを非常にうまく描いている」という理由で受賞。