この度、3Dアトラクションムービー『ロラックスおじさんの秘密の種』日本語吹替え版がついに完成し、9月3日にキャスト登壇のもと、完成報告会を実施いたしました。

日本語吹替え版では、日本を代表するコメディアン・志村けんさんが、不思議な森の住人“ロラックスおじさん”を熱演。
志村さんならではのアドリブも収録され、魅力あふれるロラックスおじさんが誕生いたしました。不思議な森にだけ生える木で、ひと山当てようとするワンスラーを演じるトータス松本さんは、劇中でパワーみなぎる歌声も披露。
NHK朝ドラ新ヒロインに決定した話題の能年玲奈さんは、物語で世界を変えるきっかけとなるヒロイン・オードリーを好演しています。
また、かわいらしい4歳のしずくちゃんは、街にすむ女の子マリー役で癒しボイスを披露。

声優初挑戦の4人に加え、若手人気ナンバー1声優・宮野真守さん、7色の声を持つスーパー声優・山寺宏一さん、そして国民に広く愛される数々のキャラクターの声を演じてきた京田尚子さん、映画パーソナリティで最近では歌声でもお茶の間を魅了するLiLiCoさんと、豪華で個性的なキャストが結集。

それぞれの個性が見事に混ざり合い、作品の楽しさを極限まで引き出しています。

報告会は作品の一部をキャストとともに見ながら進行し、最後にしずくちゃんからのサプライズプレゼントもあり、心温まるイベントとなりました。

『ロラックスおじさんの秘密の種』日本語吹替え版 完成報告会 詳細

【日時】9月3日(月)14:45〜
【場所】ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ギンザボールルーム (東京都千代田区有楽町1-8-1-3F)
【登壇者】志村けんさん、トータス松本さん、宮野真守さん、山寺宏一さん、京田尚子さん、LiLiCoさん、しずくちゃん

MC:それでは ここで、みなさまのそれぞれの完成しましたアフレコシーンを
お披露目させていただきたいと思います。まずは志村さんが演じられたロラックスおじさんのシーンから
ご覧いただきたいと思います。

<アフレコシーンVTR>
・志村さん(ロラックスおじさん)
「私がロラックスおじさんです」&ワンスラーとのからみのシーン

MC:山寺さん、京田さん、宮野さんにお伺いしたいのですが、常々声優で活躍されている皆さまからみて、
志村さんの吹き替えはどうお感じになりましたか?

宮野さん:ファンです!お会いできて光栄です。子どものころ、うんじゃらけ体操やらせていただいて・・・。
共演が本当にうれしいです。ロラックスおじさんの登場シーンは、笑いと涙で前が見えなかったです。
志村さん節といいますか、それで数秒間をもたせられるのは本当にすごいと思います。

山寺さん:神様(志村さん)に対して、宮野がいろいろ言ってしまい申し訳ございません!
ロラックスおじさんは、志村さんのために作られたキャラですよね?あれ、違います?(笑)

京田さん:きれいで透き通っていて、邪気のない目のキャラクターで志村さんにぴったりですね。
ただの技術ではない、深いものが出ていて、大変勉強になりました。

MC:みなさんのコメントをお聞きになって、どうですか?
志村さん:ありがたいです。登場シーンは、台本にアドリブと書いてあって・・・
(しずくちゃんがここで「えへ」と相づち)助かります!

MC:素晴らしいロラックスおじさんになったということですね!
そのほかの皆様も素晴らしいのでご紹介続けさせていただきます。
次は、志村さんとのシーンが多かったトータス松本さんが演じられたワンスラーのシーンをご覧ください。

<アフレコシーンVTR>
・トータス松本さん(ワンスラー)
歌のシーン&年寄ワンスラーがテッドに種を渡すシーン

MC:志村さん、完成したトータスさんとの掛け合いをご覧になっていかがですか?
志村さん:さすがミュージシャン!歌かましますねー!

トータスさん:志村さんの声が入っている状態で、僕はアフレコしたんですが、
その声にいつももっていかれそうになりました。

MC:山寺さんも本編で歌われていますが、トータスさんの歌のシーン含めいかがですか?

山寺さん:ロックのカリスマに対して・・・何を言えと!(笑)
ワンスラーという役は本業の声優がやっても難しい役だと思っていて、僕もやってみたい役でした。
若いときと老いたときのギャップもすごくて、トータスさんのためにつくられたような役ですね。
正直、くやしくてしょうがないですね!

MC:ここからは実力人気共に素晴らしい声優の方々のアフレコを見ていただきましょう。
宮野さんが演じられたテッド、山寺さんが演じられたオヘアのシーンです。

<アフレコシーンVTR>
・宮野さん(テッド):種を掲げる!シーン
・山寺さん(オヘア):テッドに警告するシーン

MC:ぴったりなお二人でした。さて、次は、強烈なパワーでこの物語をひっぱっている女性陣ですね。
本日、テッドの好きな女の子を演じた能年玲奈(のうねん・れな)さんは
残念ながらスケジュールの都合で会場に来られないということで、
メッセージをいただいております。そして、とてもかわいいおばあちゃん、
テッドのおばあちゃん役の京田さんのシーンをご覧ください。

<アフレコシーンVTR>
・能年玲奈さん(オードリー)のシーン
能年さんコメント:初めまして、『ロラックスおじさんの秘密の種』でオードリー役を演じる
能年玲奈です。今回は初めてアフレコに挑戦させていただいたのですが、スタジオに入る前から
すごいドキドキしてて、やってみたらやっぱり難しかったのですが、楽しくて興奮しました!
楽しい作品になっていると思うので、みなさんどうぞ劇場にいらしてください。

・京田さん(テッドのおばあちゃん):ワンスラーの情報を話すシーン

MC:ファンキーなテッドのお母さんの姿そのままのLiLiCoさん、そして4歳のしずくちゃんも歌ったり
ダンスをしたりという奮闘ぶりをご覧いただけたらと思います。

<アフレコシーンVTR>
・LiLiCoさん(テッドのママ):人工の木を説明するシーン
・しずくちゃん(マリー/歌&ダンス)

MC:しずくちゃん、歌にダンスにがんばりましたね?楽しかった?

しずくちゃん:楽しかった!(キャスト・マスコミからの「かわいい!」との声で照れるしぐさ)

MC:志村さん、ロラックスおじさんはみなさんも絶賛でしたが、アドリブもいっぱいあったと
お聞きしました。完全に志村さんのキャラクターとなったのではないですか?

ロラックスおじさんの魅力ってどんなところですか?

志村さん:何か所かアドリブがありましたね。ロラックスおじさんはいいおじさんで、普段の
下(しも)関係のおじさんっぽいところがないのが、よかったですね。いいおじさんを演じるために
酒を控えたりしました(笑)

MC:トータスさん、本編のなかで歌を披露されていて、まさにトータスさんしか演じれないと思いましたが、
アニメーションの初吹替えのオファーを受けた時の印象は、そして志村さんとの共演はいかがでしたか?

トータスさん:吹替えは前から興味があって、ついに来た!という感じでした。しかも歌も歌う役でやる気も倍増でした。
すごく楽しみにしながら現場に行きました!

志村さんとの共演シーンは、ロラックスおじさんと志村さんが本当に同化して見えてきて、
現実なのかわからないぐらいでした。

MC:宮野さん、テッドはストーリーの中で最も成長する役柄ですが、
今回演じてみて最もよかったと思ったことは?

宮野さん:少年らしさ、まっすぐさとともに、年上の女性に甘い恋をした少年が、
成長して困難に立ち向かっていく強さを出せるように演じました。
たまにおじさんが出ちゃいましたけど(笑)

MC:山寺さん、この『ロラックスおじさん』と同じ制作会社の『怪盗グルー』でも悪役を演じられましたが、
このアニメーションスタジオでおすすめできるポイントをお教えください!

山寺さん:独特の世界観で、キャラクターはデフォルメだけど実際にいそうな感じで、
ギャグもありテンポがよいだけでなく、あたたかいメッセージが伝わってくる作品です。

MC:LiLiCoさん、映画コメンテーターでもあるLiLiCoさんですが、この映画絶対のおすすめは?

LiLiCoさん:年間600本を見ているけれど、見所を言うのにこれほど困る作品はないですね。
子どもにもわかりやすく、大人にもすっとメッセージが入ってくる作品。「何かしなければ・・・」
というメッセージは、映画コメンテーターとしてもっとがんばれと背中を押されたような気がしました。

MC:しずくちゃん、吹替えしてみてどうでしたか?楽しかった?お友達も楽しみにしてるの?

しずくちゃん:楽しかった!

                            以上