“葉っぱ”を売って年商二億!
まちの再生と、それを支えた女性たちの活躍を描く実話から生まれた物語が誕生!

9月15日(土)より公開の映画『人生、いろどり』につきまして、公開に先駆けて主演の吉行和子と、藤竜也、阿波とくしま観光大使でもあり、第69代横綱・白鵬関夫妻を迎え、イベントを行いました。イベントでは、お互い50年以上のキャリアを誇る吉行さんと藤さんが2度目となる夫婦役での共演について、まるで本当の夫婦のように見つめ合って語りました。さらに阿波とくしま観光大使の白鵬関夫妻が登壇し、夫人から「『お父ちゃんだけは嫌いにならんとって』という映画のセリフは私もよく言っています」という告白に、白鵬関が照れる一幕も。さらに、メディアの前に勢ぞろいで登壇するのは初めてという白鵬関のお子さん(愛美羽ちゃん(5才)、真羽人くん(3才)、美羽紗ちゃん(1))も登壇し、映画のパネルに葉っぱに見立てた手形を押し、フォトセッションを行いました。

『人生、いろどり』 舞台挨拶つき試写会
■日時: 8月29日(水) 18:30〜
■場所:イイノホール 4F (東京都千代田区内幸町2-1-1)
■内容:
①阿波とくしま観光大使の横綱白鵬夫妻から映画で夫婦を演じた吉行和子、藤竜也へ花束贈呈
②特大パネルに、葉っぱにみたてて“手形の葉っぱ”でスタンプを押していろどりパネルにヒトハナ咲かせました!
■登壇者:
吉行和子さん(77)、藤竜也さん(71)、御法川修監督(40)、白鵬関(27)、
白鵬夫人紗代子さん(27)、沙代子さん母和田和代(ともよ)さん、
白鵬ご長女愛美羽(あみう)さん(5)、ご長男真羽人(まはと)さん(3)、
ご二女美羽紗(みうしゃ))さん(1)
横石知二さん(株式会社いろどり代表取締役)、熊谷幸三さん(徳島県政策監)

司会:  まずは、皆さまから一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
吉行: この映画で、薫役を演じました吉行和子です。いよいよ公開が近づき、これから皆さんにご覧いただくかと思うと嬉しさでいっぱいです。
藤:吉行さん演じる薫の夫役を演じました藤竜也です。本日はお越し頂き、どうもありがとうございます。
監督:2日前に日本の地方の映画祭で一番歴史のある京都・湯布院の映画祭でこの映画を上映して、約200人の方にご覧いただき、喜んで頂きました。とても嬉しい。これからご覧になる皆様もぜひ楽しんでください。

司会: さあ、いよいよ今週9月1日からは徳島県で先行公開。更に、15日からはシネスイッチ銀座ほかで全国順次公開となります。吉行さん 完成した作品をご覧になられた時どのように感じられましたか?
吉行:そうですね、上勝町で映画の撮影をしていたのですが、緑がいっぱいでとっても元気になりました。マイナスイオン効果でしょうかね。撮影が終わって、東京で完成した映画を見たのですが、改めてとても元気になる作品だと思いました。なんだかね、元気になっちゃうんですよ。
司会: 藤さんは今回は、葉っぱビジネスに反対するという頑固な夫という事ですが、役つくりなどはされましたか?何か参考になさったとかありますか?
藤:吉行さんとの夫婦役は2回目?かな。敵役もやってます(笑)。吉行さんとはお互い50年以上芸歴があるのですが、5年に1回くらい顔を合わせる機会があるんですよ。だから、10回めくらいですかね。一緒にいるとなんだか安心感があるんですよね。
吉行:そうですね、藤さんとは本当に長い付き合いですよね。なんせ、藤さんが20歳のころから知っているので、長年のお付き合いをしているからこそ、夫婦感というのが自然に出せたのかもしれません。
司会: 監督、徳島県上勝町のオールロケという事で、映画の中では本当にキレイな葉っぱや山間の景色が見所の一つとなってます。キレイな自然を切り取るために苦労した事や気をつけた事などは?
監督:いろどりという事業が本当に徳島では活性化していて、町も以前とは違って、すごい洗練されているんですけど。ただ映画の中では、洗練される前の上勝のことも描いているので、どちらかというと洗練されている町の様子はそこまで出ていないです。もしかしたら、上勝の方はもっと洗練されてきれいな上勝をうつしてほしいのかもしれないけど、徳島の上勝で試写会をやった時に徳島の方から、「私たちが住んでいる場所をこんなにきれいに撮ってくれてありがとう」という言葉を頂いたのでよかったなと思いました。僕たちの日常の風景も見方を変えれば本当はもっときれいな風景が広がっていると思います。

=白鵬ほか登壇=
司会: さて。まずは、白鵬関にお話をお伺いしたいと思います。映画、事前にご覧いただいたという事ですが、ご覧になられていかがでしたでしょうか?
白鵬:仲間や人と人との出会いの中で、色々頑張っていくいろどりのお姉さんたちに勇気をもらいました。夢をみて頑張っている姿に勇気と元気をもらうというか・・。自分も、モンゴルではお米の生産ができないのですが、北海道でお米を作ることを始めています。それがもっと成功したらいいなと思っています。
司会: 紗代子夫人。今回はご夫婦でお越しという事で、映画の中では吉行和子さんと藤竜也さんがご夫婦の役という事ですが。こんなご夫婦、いかがでしたか?また、印象に残ったシーンなどはございますか?
夫人 :女性たちの活躍もよかったけれど、夫婦の描かれ方がとてもよかったです。私も徳島出身なので夫によく言うのと同じセリフがあって…「お父ちゃんだけは、私のことを嫌いにならんとって」という(役の上で)吉行さんが藤さんに話していた言葉がとっても印象的で心に残っています。
白鵬 :こういうのはあまり得意ではないんですが…一生懸命頑張ります(笑)
司会: 政策監。県内での盛り上がりはいかがでしょうか。
熊谷:徳島といえば阿波踊りなんですが、去年は白鵬関にきて頂き、盛り上げて頂きました。
今年は「人生、いろどり」から中尾ミエさん、御法川監督、横石さんに来て頂きました。また映画の前売り券も完売したんです!徳島県民、みんなが公開を待ちわびています!!

司会: 横石社長。いろどりのおばあちゃん達の反応はいかがですか?
横石:こんなに素晴らしい俳優さんたちに演じて頂いて、映画になっていることがとても嬉しいです。徳島の方たちもとても喜んでいました。葉っぱビジネスで若返っているにも関わらず、さらに若返ったといっていますよ(笑)

司会: 有難うございます。さて、映画では友情と夫婦とそして家族という テーマも描かれていますが、
本日はさらにこんな方にも来て頂いてます。どうぞ、舞台に おあがり下さい。

=義母、娘たち登場=
司会: ようこそお越しくださいました。白鵬関、ご紹介いただけますでしょうか。
白鵬   私の子供3人が来ました。長女の愛美羽(あみゆ)、長男の真羽人(まはと)、次女の美羽紗(みうしゃ)、そして義母です。家族と一緒にイベントに出るのは初めてなので、相撲と違って緊張しますね。

司会: 素敵な応援団ですね、藤さん。
藤: そうですね。夫婦だけではなく、こうしてご家族で見ていただけると嬉しいですね。本場所前に駆けつけていただいて、本当にうれしいです。

司会: 最後に、監督より皆さまへのメッセージをお願いします。
監督:上勝町のいろどりで働く方を僕はAKB、明るい、上勝、ばあばと名付けました。
若くてピュアなものを賛美する世の中で、人生の経験を積み重ねたものを賛美する映画はなかなか日本ではないけれど、この映画でそれを成し遂げることができました。ご覧いただいているみなさんも、ご自身の生活と重ねて楽しんでください。またよければ、ぜひひとりでも多くの方にすすめて頂けたら嬉しいです。