徳井さんと決闘するクライマックスが一番の見所!

莫逆家族 バクギャクファミーリア』は1999年〜2004年まで「週刊ヤングマガジン」で連載された漫画で(原作:田中宏)、一世を風靡した<不良>たちのその後を描いた痛烈な内容は多大な反響を呼び、単行本売上げ累計350万部を突破するなど、伝説的な漫画となっています。
『莫逆家族 バクギャクファミーリア』は田中宏( 『BAD BOYS』)の400万部突破の大人気漫画を、同世代のアクターからラブコールの絶えない鬼才・熊切和嘉が、チュートリアル・徳井義実をはじめとした豪華キャストで贈る、男たちの哀しい運命を描き出した全く新しいヒューマン×アクションムービーです。

この度、気が弱いのに、それがいつしか狂気に変わっていくという難しい役を演じきった村上淳(五十嵐けん)と、熊切和嘉監督をお呼びしてトークショーを行いました。

■日時  8月20日(月)20:50〜
■場所  東映第一試写室(中央区銀座3-2-17)
■出演  村上淳、熊切和嘉監督

<イベント内容>

一般の方にお披露目するのが初めてとなった、今回の試写会。
しかも写真もツイッターなどへの書き込みもOKということで、村上淳さんも終始ビックリされている中、とても和やかにトークショーが開催された。

:村上淳コメント

今回一般試写が初めてということで、すごいですねー。
しかも写真も撮れるなんて(ポーズを取りながら)不思議です。

さっき監督とも話をしていたんですが、こんだけ自由に演じられる作品もないので、どう演じればいいか迷いました。
脚本の段階で跳ねた役だと感じていたので、監督とお茶をしながら、言葉じゃなく視覚的に見せたいと案を出したんですが、次に撮影に行った時に、それが全部用意されていて、ビックリしました(笑)

徳井さん(徳井義実)は、とても魅力的な方で、この人以外に主演はなかったなと、会ってすぐにわかりました。
クライマックスは寒い上に雨を降らせていたので、凄かったです。寒かったですよ。でも五十嵐が狂うマックスなシーンでもあったので、リズムを狂わせたんです。
本当なら喧嘩するシーンも段取りがあるんですけど、徳井さんはそんなこと知らなそうだし、飛び込んでやっちゃえと。監督も「今だ!行っちゃえ」と言ってましたし(笑)
この作品は奥行と広がりのある映画です。それをツイッターの120文字で表現してください(笑)

:熊切監督コメント
男くさい映画なので、こんなに女性がきてくれてビックリしました。
五十嵐という危険な男の役を村上淳さんに選んだのは、僕の作品に出て頂くのも3回目なので信頼しているということと、クライマックスの狂気のシーンに向けて、前半は反対にショボイ感じにしたかったので、村上さんなら演じてくれるだとうと思ったからです。
村上さんは、自分のプランを軽々とはみ出してくれるのが面白いんですよね。
一番思い入れがあるシーンは、やはりクライマックスなんですが、夜な夜な寝ないでやっていたので、実はあまり覚えていないです。村上さんと徳井さんのシーンだけで、2日ぐらいやっていました。
本当にやりたい放題やったので、賛否両論は覚悟の上ですが(笑)
よろしくお願い致します。