本日、パークハイアット東京にてBeeTVドラマ「親父の仕事は裏稼業」の完成披露上映会が開催された。
ドラマ「親父の仕事は裏稼業」は、8月20日より、“BeeTV”,“dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV”で配信が開始される。
配信開始を記念して、BeeTV会員など120名の招待者を集め、ドラマの主役となる松田家の家族6名が全員登壇し、完成披露上映会、ならびに舞台挨拶を実施した。
イベントは上映会からスタート。

●日時:2012年8月12日(日)
●会場:パークハイアット東京 39Fボールルーム(東京都新宿区)
●登壇者:杉良太郎(67)、池内博之(35)、袴田吉彦(39)、小野健斗(23)、梨里杏(18)、高島礼子(48)

上映終了後には涙するファンもいたりと、会場からはわれんばかりの感動の拍手が沸き起こった。
そして、ついに出演者である家族の登場!
会場はさらに大きな拍手に包まれた。

作品への想いを問われると、父親役である杉良太郎を中心に和気藹々とつっこみあいまるで本物の家族のよう。
各キャストは撮影時の思い出話に花を咲かせた。

次にフォトセッションに移り、杉良太郎以外の家族は一度退場。
司会が杉に対して「スクリーンをごらんください」というアナウンスすると、そこには巨大ケーキをもった家族の姿が映し出された。
明後日の8月14日に68歳の誕生日を迎える杉良太郎に対しての、サプライズバースデー企画が出演者、観客よりプレゼントされた。
今の気持ちを問われると、
「いや、手が込んでたのでびっくりしたね。映像を収録して流した思ったら実際に出てきてびっくりしたよ。
こんなところでみなさんと家族にお祝いしていただき、嬉しいです。ありがとうございます。」
と恥ずかしながらも喜んだ様子。

最後は巨大なケーキを囲み家族全員で記念撮影をし、祝福ムードに包まれイベントは幕を閉じた。

ー以下、質疑応答を含むキャストコメントです。
Q:(杉への質問)企画・脚本・監督として、なぜ家族をテーマにした物語を作られたのか?
杉:家庭団欒というものが昔あったのですが、家族という意識が薄れていっている現代。
団欒がなくなっていくことが寂しいと思っていました。
家族というのは何かあったとき、みんなで話し合い、解決していくものです。
家庭というものに強く関心があり、何が幸せかを以前から考えていました。
私の若い頃は時代劇が盛んで演歌・歌謡曲が全盛期であり、犯罪は少なかったけれど、今は意識がなくなってきて、いじめや自殺が増えてきている気がします。
敬う心や教育ができていないと思うので、このドラマを見て、職業で差別することなく、悩み事はみな共通だという想いを描きました。

Q:(池内への質問)親父と同じ職業を選んだ健二役を演じて、いかがでしたか?
池内:色々と学ぶことはたくさんありました。一人の役者として、人として学ばせてもらいました。
杉さんはすごくチャーミングで、おもしろい方でいろんなことに貢献されていて、僕も杉さんのようになれたらと思います。

Q:(袴田への質問)査察のシーンなど、緊張感のある言葉の少ない演技がありましたが、現場はどんな雰囲気でしたか?
袴田:高島さんがお母さんというほど歳が離れていないので、申し訳ないなと思いながらも、お芝居をしながら本当のお母さんのような感覚になりました。
緊張感のあるシーンでは、和気藹々なところもあり、緊迫したシーンはビシッと演じることができました。

Q:(小野への質問)豪華キャストとの共演を振り返って、何か印象的なことはありましたか?
小野:最初は本当に緊張しましたし、みなさん優しく接してくださり仲良くなれてよかったです。
素敵な大先輩方に囲まれ撮影ができ夢みたいでした。撮影中は経験も浅いのでずっとヒヤヒヤしていましたが、勉強にもなりました。
予定よりもはやく撮影が終わり寂しい気分になりました。もっといたいなと思いました。

Q:(梨里杏への質問)先輩から何か勉強になったことはありますか?
梨里杏:全部ですね。現場のスタッフさんからいただくお言葉もみなさんとのお芝居をしているだけで勉強になりました。
特に印象に残ったアドバイスは杉監督の「自信をもって堂々といけ!」という言葉でした。常にその言葉を胸に演じていました。
お芝居に携わることが少なく緊張していたのですが、家族の絆を感じました。家族を大切にしたいと思いました。

Q:(高島への質問)杉さんの演出はいかがでしたか?
高島:杉さんは役者の気持ちもスタッフの気持ちも理解してくれているので、とてもやりやすかったです。
ほどよい緊張感というものは役者には必要だと思います。
杉監督のおかげでとてもいい現場になりました。
娘役の梨里杏にはものすごいスパルタで教えてくださっていたりと、今、監督自らが演技指導をしてくれることは珍しいと思います。
現場で、ものすごくよくなっていくところを見ることができました。
幸運にも杉さんの女房役をやらせていただき、とても興味深く思い出に残る作品になりました。みなさまの思い出に残ればと思っております。

<観客よりの質疑応答のコーナー>
Q:撮影現場で記憶に残るエピソードを教えて下さい
杉:エピソードというと、(劇中のバーのシーンでの)殺陣で、池内の右ひじにビリヤードのキューがあたり折れたんですよ。
その後医者にいってレントゲンをとり異常がなかったんですが、少しヒヤっとしましたね。
今度からはよけて下さいね。あれは痛かったろ?
池内:痛かったです。(笑)アクションシーンがけっこうあったので、杉さんの指導してくださる動きがはやく、キレがよく素晴らしかったです。

Q:今日で閉会されるオリンピックで印象に残ったことは?
高島:今も睡眠不足でおもいっきりハマってます。チーム戦が見事な結果を残してますので、感動しております。
杉:私はだいたい見ましたが、オリンピックの形態がかわってきたなと思いました。柔道はスポーツ化が進んで日本のものではなくなったなぁと。男子の監督を今度は俺がやろうかなと思います。
男は弱いなぁ、女は強いなと、日本は女性の国になったなと思いました。
アスリート精神を忘れないで次のオリンピックにむかってほしい。

「BeeTV」&「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」で7月20日より配信スタート!
(アクセス方法)ドコモの携帯から、
【iモードならBeeTV】 iメニュー>動画>BeeTV
【スマホならVIDEOストア】 dメニュー>dマーケット>VIDEOストア powered by BeeTV
コピーライト:(C)BeeTV