映画『LIGHT UP NIPPON 〜日本を照らした、奇跡の花火〜』〈怒髪天〉増子直純氏トークイベント
「高田氏はヒーロー。子どもたちのヒーローだと思った」
「花火を観てるひとたちをみて、なぜ、こちらは涙がでるのか。むこうは笑っているのにね。」
7月7日(土)よりドキュメンタリー映画「LIGHT UP NIPPON」が,新宿バルト9他にて全国公開中です。
本作は、8月11日に開催される東北太平洋沿岸で開催される同時打ち上げ花火大会<LIGHT UP NIPPON2012>の成功に向けて製作されたドキュメンタリー作品。
本日、7月16日(月)に、新宿バルト9で、ロックバンド<怒髪天>の増子直純氏が作品鑑賞後に、トークショーを行いました。高田氏を「ヒーロー」と語る増子氏から、花火大会<LIGHT UP NIPPON>とのつながりや、この様な作品の意味などに関しての話しが、発起人である高田佳岳氏と撮影担当のAKKIと和やかな雰囲気の中で語られました。
映画「LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火」
“怒髪天 増子直純氏 登壇トークショー概要
■日程:7月18日(月)■場所:新宿バルト9<スクリーン7>■登壇:増子直純(怒髪天) 高田佳岳(「LIGHT UP NIPPON」発起人)
<登壇者コメント>
■増子直純氏
「昔、世界を音楽で変えると思っていたけど、音楽では変わらないと分かった。しかし、それは、いっぺんには変わらないけど、世界はひとりひとりの集合体だから、オセロみたいにひとつひっくりかえると、全てが変わるのだと知った、それが、この企画、高田さんの行動力だと思った。震災を機に、いのちの大切さを考えるようになったけど、それでも自ら命を絶つ人がまだいる。そんな人に観てほしい。自分のために生きられないのなら、人を笑わせるために、人のために生きてもいいと思う。観ると、何かをひとのためにやる、それだけで生きている価値があると感じる。ひとりで生きているわけではないと思う映画だった。音楽も、花火も、胸に刻まれて、映画も記憶に残るもの」
■高田佳岳氏
「劇中で、おかあと読んでいる学生時代の寮母さんの甥っ子のりょうすけが、笑った顔をみてから、迷いがなくなった。すごい小さなきっかけで、それこそ、オセロのワンピースに変わった。子どもが花火の話をして、ああやって笑ってくれるだけで、大人が生きるのが大変だ、とか明日食べるものが、と言ってたけど、こどもの笑顔をみたいと思った」
〈明日以降のゲスト〉 19:45〜上映後舞台挨拶
7月19日(木)
福原美穂×湯川篤毅プロデューサー
7月20日(金)
コトリンゴ×高田佳岳(「LIGHT UP NIPPON」発起人)
監督:柿本ケンサク プロデューサー:湯川篤毅 撮影:AKKI ナレーション:黒木瞳 配給:ティ・ジョイ
テーマ曲:「赤とんぼ」by Ryuichi Sakamoto 音楽:坂本龍一 / コトリンゴ(commmons) 公式HP http://lightupnippon.jp/movie/