『ザ・セル』『インモータルズ ‐神々の戦い‐』のターセム・シン監督最新作で、ハリウッドの“アイコン”ジュリア・ロバーツが初の悪役<イジワル女王役>に挑んだ『白雪姫と鏡の女王』(配給:ギャガ)が、2012年9月14日(金)丸の内ルーブルほか全国ロードショーを予定しています。このたび本作で白雪姫役を好演した、リリー・コリンズ(フィル・コリンズ(歌手)の娘)が来日し、映画に登場する“お城”をイメージした会場で行われた「舞台挨拶付きプレミア試写会」に登壇いたしました。

当日は“お城”試写会ということもあり、ドレスアップした観客を前に登壇したリリーが「こんにちは。白雪姫です!日本大好き!」と覚えたての日本語で挨拶すると会場は興奮!またウェルカムゲストとして、谷花音ちゃんとDAIGOさんが登場し、白雪姫&王子様の衣裳に身を包んだ二人の姿はリリーも「完璧な白雪姫と王子様」の太鼓判を押しました。また二人からのスペシャルプレゼントとして、劇中の舞踏会シーンのダンスが披露されました。花音ちゃんは「すごく楽しかった!」と白雪姫を堪能したもよう、またDAIGOさんは「花音ちゃんとは今日初めてお会いしたのですが、ダンスのコンビネーションは100点でした!」とコメントしました。

◆日時:7月18日(水) 18:30〜
◆場所:青山 セントグレース大聖堂(東京都港区北青山3‐9‐14)
◆登壇者: リリー・コリンズ(23)、谷花音(8)、DAIGO(34)

■ リリーから一言
こんにちは。白雪姫です!日本大好き!(※日本語・会場拍手)
本日この場に立つことが出来て大変光栄です。今日は試写会へようこそ。東京はとても大好きな街です。
楽しんでください!

■ 来日はプライベートで二度目、仕事では初めてとのこと。観光は?
二日前に日本に来て、昨日オフだったので、原宿、渋谷にショッピングに行きました。ラフォーレの10階を全部見たんじゃないか、っていうほどじっくり!写真もたくさん撮りました。

■ 世界的に知られる“白雪姫”を演じて
世界のみんなが知ってる白雪姫を演じるのですから、型にはまらないよう、もっと今の女の子が共感できるような、“友達になれるんじゃないか”という白雪姫を演じたいなと思いました。昔の白雪姫が持っていた優美さ、エレガンスといったものと、子供が持っている好奇心、イノセンス…そういったものを持った白雪姫を作ったつもりです。

■ 石岡瑛子、遺作となったドレスについて
エイコとは撮影を通じて、とても仲の良い友人になりました。そのため、このたびエイコがお亡くなりになって、心から残念に思います。ただ、彼女の最後の作品をこの身に纏うことができたのはとても光栄なことだと思っています。会場のみなさんにはこれから作品をご覧になっていただくのですが、(衣装は)けっこうタイト。コルセットもつけていますし、スカートも大きく重かったりもしました。そういった部分は大変でもあったのですが、撮影中毎日、彼女の“傑作”を身につけられて本当に光栄です。彼女の衣装はただの衣装ではなく、ひとつ上の段階、“アート”といえるようなものを、彼女はデザインしていたと思います。なかでも気に入ったのは、映画の終わりに着ている衣装です。背中に大きなリボンがついています。映画撮影中のメモリーや、エイコとのメモリーが詰まったドレスであり、この物語、この作品のテーマが全部表現されているドレスです。

■ ジュリア・ロバーツとの共演について
まさか、ジュリア・ロバーツさんと共演できると思わなかったので、ご一緒できて嬉しかったです。素晴らしい女優さんであることは間違いないのですが、また彼女はお母様でもあり、現場にお子さんと一緒にいらっしゃるときもありました。映画の中では意地悪な女王様ですが、カメラが回ってない時は、優しいジュリアでした。今回、スクリーンで彼女が演じる悪役の一番目の“被害者”になれて光栄です。

■ フィル・コリンズの娘でもあるリリー。今回の歌のパフォーマンスについて
スクリーンで歌う、というのは非常に緊張しましたが、また同時にエキサイティングな経験でもありました。劇中の歌詞は、自分のこと、そして人生を信じようというものでしたので、そのとおり自分を信じて歌いました。そしてこの歌のシーンでは、本編に登場するキャラクター全員が歌って踊るんです。観ていてスマイルがこぼれますから、みなさんもスマイルになってくれると楽しいなと思います。
出来上がった作品は父と母の隣で初めて観たのですが、実は最後のシーンは二人に秘密にしていたんです。サプライズしようと思って。作品を観たあと、二人は珍しくエモーショナルになっていました。彼らの娘として誇らしい作品になったと思っています。

(谷花音ちゃん&DAIGOさんがウェルカムゲストとして登場)

花音ちゃん:NICE TO MEET YOU
DAIGOさん:WELCOME TO JAPAN!!

■ 映画の感想
花音ちゃん:すごく…白雪姫も闘ったりしていたから、おもしろかったです。

DAIGOさん:正直言わしてもらうと、僕が今年下半期で観た…まだちょっとしか経ってないけど、ベストムービーです!最高におもしろかったし、白雪姫が美しいんだけど強い部分を持っていて。現代の女性が強い。それを反映した白雪姫でした。エキサイトしながら家族で観ました。“ろうにゃくにゃんにょ”(※注:老若男女)問わず、観てほしい作品です。

■ 花音ちゃん、DAIGOさんの衣装について
リリー:花音ちゃんはドレスもティアラもかわいいくて、本物の白雪姫みたいで素敵!DAIGOさんはハンサム。、その「林檎の手袋」も素敵ね。

花音ちゃん:この衣装はかわいいです。本物のお姫様になったようです。

DAIGOさん:王子様の衣装…すごくしっくりきています。違和感が無いです。映画に出演できたような、そんな気分になれました。

■ DAIGOさんもお家柄は王子様ですが…
DAIGOさん:正直言わしてもらうと、俺は“守るより守られたい派”なので。(※会場笑)本編の王子様は自分のことのように感じますね。

■ リリーさんはお姫様的な体験はありますか?
リリー:まさに今、お姫様気分!こんなに素敵な教会で素敵な王子様とお姫様と一緒にいられるんですから。今までの経験からいうと、人生を楽しむことを覚えて、だんだん大人になっている途中だからかもしれないけれど、今、成長していく中でその幸せを感じています。今回の映画は、“誰でも友達になれそうな白雪姫”というのを演じています。それはみなさんの中に“白雪姫”的な部分を持っていて気づかないだと思っています。さっき、花音ちゃんが「白雪姫になったよう」と言っていましたがまさにそのとおりだと思います。女の子はみんな、“白雪姫”なんですから。

■ 花音ちゃんはお姫様になったら何がしたいですか?
花音ちゃん:お城に住みたいです。おうちで舞踏会を開きたい。舞踏会にはDAIGOさんも呼びますね。

■DAIGOさんは今日、リリーに伝えたいことがあるそうなのですが…
DAIGOさん:フィル・コリンズをリスペクトして、目指しているロッカーがここにいたと、伝えてもらってもいいですか。

リリー:(笑)もちろん伝えるわ。だって、王子様だもんね。

■ DAIGOさんの王子様姿と、本編のアーミー・ハマー演じる王子様、どちらが好み?
花音ちゃん:映画の中のの王子様もすごいかっこいいけど、DAIGOさんのほうがかっこいいです。

DAIGOさん:りありー?!てんきゅー!!

リリー:Hum…。アーミーの王子様もいいけれど、なんといっても「林檎付きの手袋」が違うから・・・DAIGOかな!

(ここで、花音ちゃんとDAIGOさんが、リリーへのウェルカムプレゼントとして、劇中の舞踏会のシーンを再現したダンスを披露しました)

リリー:とってもすてき!パーフェクトな白雪姫と、最近見た中で最高に王子様らしい王子様だったわ。

花音ちゃん:すごく楽しかったです!

DAIGOさん:僕と花音ちゃんは今日初めて会ったのですが・・・このダンスのコンビネーション、100点でした。最高のダンスができたと思います。

■ 最後にリリーから一言。
この作品は、自分にとってもとても大切な一本です。この映画を撮っていただく中で、リリーとしても成長できたと思うし、自分の色々な面が詰まった作品ですので、みなさんには楽しんでいただきたいし、笑っていただきたい。様々な世代の方に楽しんでいただきたいし、気に入っていただけたらいいなと思います。ご家族の方と一緒に、映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです。一番重要なのが、みなさんが映画を観終わってお帰りになるときにスマイルになって帰っていただけることです。今かかっていたこの曲、覚えていたら、帰るときに口ずさんで帰ってくれたら嬉しいです。