6月30日(土)よりBunkamuraル・シネマにて公開中のドキュメンタリー映画『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』。本作が美しい女性ダンサーによるエンタテインメントショー「クレイジーホース」に密着しているという事で、同じショービジネス界で日ごろから“美”を追求しているバーレスクダンサーのTAMAYOさんと、ドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんによるトークショーが行われました。

■日時:7/8(日)17:00〜17:30
 登壇者:TAMAYO(39)ヴィヴィアン佐藤(非公表) 
 場所:渋谷ヒカリエ8F「」

■イベントレポート
バーレスクダンサーTAMAYO(38)さんとドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さんを迎えて“女性の美”をテーマにトークショーが行われました。TAMAYOさんは『クレイジーホース』のステージはダンサーの憧れだと語り、『クレイジーホース』で踊るための厳しい基準が「身長168〜172cmで、足の長さは胴の長さに対して1/3〜2/3と決まっていて、さらにへそから恥骨までの長さは13cmであることが必要で、私はこの時点で落ちました」と苦笑いを含んで明かし、「アメリカだと胸、ヨーロッパだとお尻と脚線美が評価されるんですよ。この映画では画面全体にお尻のアップが出てくるのでお尻が好きな方はその辺りも楽しんでもらえるのではないでしょうか?」と本作の魅力を伝えていた。ヴィヴィアン佐藤さんが「女性の身体が本当に綺麗に描かれているので、(この映画を)観たらエクササイズしなきゃという気分になるんじゃない?!」と話すと、客席からは苦笑が起こっていた。また、ヴィヴィアン佐藤さんは「(本作でもデザインした靴が使用されている)クリスチャン・ルブタンというデザイナーがデヴィッド・リンチとコラボレーションをしていて、イギリスのデザインミュージアムで回顧展が開かれている。『クレイジーホース』のダンサーがルブタンの靴を履いてモデルになっていて、それを撮っているのがデヴィッド・リンチなの。」というトリビアを披露し、一流エンタテインメントショー『クレイジーホース』と一流の映画監督デヴィッド・リンチとの意外な関係性が明らかにされていた。