公開初日を記念してTOHOシネマズ梅田にて本作3D吹替え上映終了後、先日WBA・WBC世界ミニマム級タイトル統一戦で日本人初の統一王者となった井岡一翔選手(23)がスパイダーマンのマスクを着用して客席からスパイダーマンの動きを真似てサプライズ登場!正体を明かさないまま登壇し最大のヒントであるファインティングポーズでマスクを脱ぐと会場から拍手が!

スパイダーマンマスク着用で登場した感想を聞かれると、「恥ずかしかったです。」と照れた様子。
「スパイダーマンになれるなら!」と本日のイベントを快く了承したものの、客席で待っている間、若干気づいている周囲の方に怪しいと思われている目線を感じて恥かしかったそうだがスパイダーマンになりきった。
今までのスパイダーマンシリーズは全て観ていて、「今回の新しくなったスパイダーマンも是非劇場で観たいと!!」と大のスパイダーマン好きを公言した。

昨日(6/29)、WBCの王者を返上し、次戦は階級を一つ上げてライトフライ級に挑戦することについて、「次の二階級制覇に向けてのステップ、二階級制覇を目指して頑張っていきます。」と力強く宣言!
映画の主人公ピーター・パーカーはちょっとサエない高校生なのに対して井岡選手の素顔を聞くと、「僕もいつも言われるのがボクシングやってなさそう・・・とかボクシングをやることを意外に思われています。20代の普通の男子と変わりません。」そんな普通の男子がボクシングをやろうと思ったきっかけを尋ねると、「叔父さん(井岡弘樹)が世界チャンピオンで身近にカッコイイヒーローがいたから・・やるからには一番になりたかった。世界チャンピオンになりたいという純粋な気持ちでした。」練習の大変さを聞かれて、「個人競技ですが独りではリングにあがれない、みんなの協力が必要。好きでやっているので辛いことも耐えられる。」と。
チャンピオンの証である、チャンピオンベルトを見たいというリクエストに答えて、スパイダーマンがベルトを掲げて登場。スパイダーマンから井岡選手へチャンピオンベルトが手渡された。改めてチャンピオンベルトを見て、「宝物です!」と一言。

最後に来場者の皆様にメッセージとして、「スパイダーマンとして過酷な運命を背負っている主人公と同様、自分もボクシング界を背負って、新たな挑戦をし続けていきたいです。応援よろしくお願いします。」
と締めくくった。
舞台挨拶終了後の囲み取材では、「プロとしては負けがなく順調で急いで駆け上がってきたけど・・・やり残したことが多く、次は上の階級の偉大なるチャンピオンに挑んで結果を残したい。3本目のベルトを取りたい!」
階級は違うけれど同じ大阪出身亀田興毅選手との対戦があるか聞かれて、「望んでもらえるカードでタイミングと階級があえば、やりたいです!」と。

■井岡一翔(いおか かずと)選手 プロフィール■
1989年3月24日 (23)
大阪府出身
165cm
WBA・WBC 世界ミニマム級タイトル統一戦
WBC王者 井岡一翔(井岡ジム) VS WBA王者 八重樫東(大橋ジム)
史上初の日本人同士による統一戦を制し、日本人初の統一王者に。