本日6/23日(土)に、今年で開催20回目となる『20thアニバーサリー フランス映画祭』が企画したトークショー・イベント(全3回)の第一弾がApple Store, Ginza 3Fシアター・スペースにて開催されました。

第一弾となる今日は、本年度のカンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された最新アニメーション映画『アーネストとセレスティーヌ』のバンジャマン・レネール監督(28)がゲスト。プロデューサーから映画化の話が来たところから、映画完成までの製作過程について、メイキングフィルムの上映などをまじえながら、じっくり1時間トークを繰り広げました。この映画の特徴でもある繊細な色彩についての質問が及ぶと、アニメーションに色をつけるソフトは本作品のために独自に開発されたソフトだったというエピソードも出た。

監督が初めて観た日本のアニメ映画は、『千と千尋の神隠し』で、他にも『カリオストロの城』や『となりのトトロ』などの影響を大きく受けており、そのシーンを具体的に語る時間帯もあり、ジブリ作品への愛も随所に垣間見られた。イベント開催の待ち時間の間も、自身のノートにイラストを描くという、心底、絵を書く事を愛している性姿も見えた。

■日程:6月23(土) 
■場所:Apple Store, Ginza 3Fシアター・スペース
■時間:14:00〜15:00

今後のアップルストア銀座 イベント情報:

■6/24(日) 16:00〜17:00  
『リヴィッド』より 
★Day2 : フレンチホラー −醍醐味とは何か。どうして熱狂するのか−デビュー作の『屋敷女』でフランス・ホラーブームの火付け役となった監督が、映画制作のエピソードを語ります。6/24(日)21:15よりフランス映画祭で上映される新作『リヴィッド』(配給:キングレコード)の撮影秘話もうかがいます。

【来日アーティスト】 ジュリアン・モーリー監督
【ゲスト】バタリアンズ・山口雄大さん(『極道兵器』)、井口昇さん(『電人ザボーガー』)
【MC】 山口幸彦さん (キングレコード プロデューサー)

■6/25(月) 15:00〜15:45
『ミステリーズ・オブ・リスボン(仮)』より  
★Day3 : 俳優兼任監督の映画製作 −映画とラウル・ルイス、そして自身について−9歳でラウル・ルイスの『海賊の町』(83)でデビューして以来、俳優だけではなく、監督としても、さらにはミュージシャンとしても活動の場を広げているメルヴィル・プポー。
映画制作への、そして彼が偉大なる師と仰ぐラウル・ルイスへの想いをうかがいながら、マルチアーティストとしての彼に迫ります。  

【来日アーティスト】 メルヴィル・プポー  
【MC】 坂本 安美さん (東京日仏学院 映画プログラム担当)

 主催:ユニフランス
20 thアニバーサリー フランス映画 http://unifrance.jp/festival/