5月26日(土)、渋谷ユーロスペースにて『先生を流産させる会』の初日舞台挨拶が行われました。上映開始の3時間前には整理券が売れ切れ、急遽客席が多いスクリーンに変更になったにも関わらず、144席の客席は満席に。熱気あふれる会場に登場したのは、劇中“先生を流産させる会”を結成したとは思えない、屈託のない少女たち。

サワコ先生役の宮田亜紀は「怖いタイトルの作品ですが、撮影中はふざけてばかりで楽しかった。生徒役の子たちが“先生を感動させる会”をつくってくれて、花や色紙をくれたんです」と撮影時のエピソードを披露。本作が初の劇場長編作となる内藤監督も「廃校での撮影だったのですが、みんな探検に行ってしまって出番のときに呼びに行ったり、ふざけて水をカメラにかけられたりと大変でした」と、笑顔で苦労を語った。生徒を演じた現役女子学生たちも、楽しかった撮影のエピソードを次々口にし、リーダー役のミヅキを演じた小林香織は、「撮影のときは小学6年生だったので制服を着たことがなく、今回初めて着ました。みんなと仲良くなれたのがよかったです」と無邪気に語った。内藤監督は「事件の詳細よりも“先生を流産させる会”という言葉に衝撃を受け、否定されたくないものを否定されたような感覚って何なんだろうというところから映画作りを始めました。なぜこの言葉に強い拒絶を感じるのかを考える機会になってくれたらうれしいです」と締めた。

『先生を流産させる会』は、実際に起こった事件をモチーフにして、少女たちと教師との“いのち”をめぐる葛藤にしっかり向き合った最凶の教育映画。本日(5/26)より渋谷ユーロスペース他、全国順次公開される。

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