今年1月からMBS、TBSほかで放送され、注目の集まる女優・木南晴夏を主役に起用したドラマ「家族八景」。文学界の奇才・筒井康隆の傑作小説である本作の監督を務めたのは、常に革新的な表現を生み出し、エンターテインメント作品のスタイルに多大な影響を及ぼす堤幸彦。驚きのアイデアと斬新かつ奇抜なビジュアルで表現したことで話題になった本作。

そしてこの度、6/6にリリースとなる「家族八景」Blu-ray、DVDの発売を記念して、堤監督と木南晴夏によるトークショー&本編第一話の上映イベントの開催いたしました!さらに当日は、堤幸彦がこれまでとまったく違ったアプローチで撮った最新作『MYHOUSE』の特別上映しました!

雑誌に掲載されたホームレスに関する記事を読み、既成概念を打ち破る生き方に触発された堤が、エンターテインメント性を高める作風を封印しモノクロで挑んだ意欲作となります。「家族八景」撮影秘話に関するトークはもちろん、同じ監督とは思えないほどジャンルの違う2作品を撮影しての感想を存分に語って頂きました!

【日時】5月15日(火)
【場所】新宿バルト9 シアター3 

堤 幸彦監督
(「家族八景」と「MY HOUSE」全く異なる表現でアプローチした2作について)【堤幸彦】Aさんと【堤幸彦】Bさんが撮っているんです(笑)というのは冗談で、どんな作品でもどこに寄って撮るか決めて入るのでそれぞれ撮り方もやり方も違うんです。
今回は先入観や思い込みなしに見ていただきたいということでモノクロにしました。「家族八景」はここから笑うところ、ここからはサスペンスなど観客を誘導できる演出でしたが、そういうのを一切排除して。最初はモノクロの予定ではなかったのですが、
撮影初日からモノクロでチェックしていて、映画は生き物だ!ということですね。57歳なのですが、そろそろ世の中に刻印を残すような作品を作らないと監督として死ねないなと思っています。ご覧いただいて色々なご意見いただければ。

木南晴夏                             
ドラマを映画館で見られるなんてなかなかないですよね!見れば良かったー!!
堤監督は現場でも場を和ませてくれなり、怒ることもなくこのままの方です。
(堤監督:(木南さんのすごさは)「20世紀少年」のときになんとなくわかってましたから。天才的です!)
 DVDでしか見られないメイキングにもごだわっているのでぜひ!

「家族八景」6月6日(水)Blu-ray、DVD発売
「MY HOUSE」5月26日(土)新宿バルト9他全国ロードショー