9日(水)渋谷UPLINKにて、ドキュメンタリー映画『沈黙しない春』(5/12公開)に先駆け、本作に登場する(仮)ALBATRUSの三宅洋平(33才)のスペシャルライブつきの特別上映会を行いました。

映画『沈黙しない春』特別上映会
日:5月9日(水) @渋谷UPLINK
ゲスト:三宅洋平

自身もデモに積極的に参加していた三宅さんは当時を振り返り、
「浜岡(原発)が止まるまでの44日間って何だったんだろう。
僕もいま映画を観て、相変わらず何とも言えない空気でした。この映画は楽しい映画でも悲しい映画でもない。非常にアンニュイな時に、あのアンニュイな時間を切り取ったもの。その結論を僕らはこれから考えていくことだと思う。」と思いを伝えた。

さらに、当時沖縄に避難されていた三宅さんは、
「必死の形相で逃げきったが、後ろを振り返ったら社会はほとんど誰もついて来てなかった。あたかも逃げたヤツが悪いかのような意見の方が強かった。みんなテンパってたから誰も悪気はないけれど、集中砲火を浴びて傷ついたし、あの時の自分の顔を(映画で)見ると傷ついてる。あれから一年経って、あの時は浜岡(原発)1基を止めるのも必死だったが、気がつけば全部(の原発が)止まった。」と語り、熱心に聞き入る観客に向け新曲「ジプシーソング」を披露した。