アポロ計画。それは、アメリカの威信をかけた世紀のプロジェクト。人類を月面に送り込むという壮大な挑戦であり、1961年から1972年にかけて、計6回の有人月面着陸に成功した。しかし、NASAは予算を理由に17号をもって計画を打ち切 た あれから40年 アポロ計画の真実に迫る重要な映像が発見された 存在しないはずのアポロ18号から

打ち切った。あれから40年。アポロ計画の真実に迫る重要な映像が発見された。存在しないはずのアポロ18号から回収されたというその機密映像には、乗組員が月面で遭遇したあまりにも衝撃的な事件が記録されていた・・・。
全米3,300館で公開され物議を醸した本作の日本公開を記念して、4月3日、爆弾低気圧による暴風雨が最高潮に吹き荒れる中、試写会が行われました。上映前には、ムエタイ芸人として活躍する“KICK☆”が、もうひとつの顔である“サイキック芸人”KICK☆として、SF映画に精通する評論家の杉山すぴ豊氏とともに、NASAが隠している(かもしれない)月の真実に迫る!?トークショーを実施。また、観客とともにKICK☆の真骨頂でもある「UFO呼び」にもチャレンジしました。

杉山:狙ったかのような悪天候の中、『アポロ18』の試写会を実施します。嵐の中でサイキック芸人の話を聞いてからこの映画を観る・・・どうなっちゃうんでしょうかね(笑)

KICK☆:こんな嵐の中をどうもありがとうございます!人生に偶然はない!全てが必然ですから、今日ここに来られた方は、“選ばれた民”ですよ!もともと僕はムエタイ芸人として世の中の許せないことと戦ってたんですが、以前、若手芸人10組ぐらいが集められて「 1週間超能力の合宿をやって、最終的に能力を身につけられるのか」という特番に出たんです。紙コップが5コあって、そのひとつだけに印が入っているのを当てる訓練を1週間やって。合宿の最終日に、大広間を開けたら500コの紙コップがあって、最後に印の入った1コを残すというのをやったら、皆で16時間ぐらいかけて成功したんです!その時に覚醒しちゃったんですよね。名前がKICK☆だったから、“サイキックいけるんじゃないか!”と。これも運命だと思って、そこからサイキックになったんです。

挨拶に続いて、早速、KICK☆が、UFO呼びにまつわる体験談や月や宇宙についての知恵や持論を次々と披露、芸人ならではのマシンガントークがスタート。

KICK☆: ラジオ番組でUFOを呼んだ時に、丑三つ時だったんですが、リスナーの方から一気に目撃談が来たんです。来た中で、アイドル芸人の岡本まりちゃんが、金縛りで目が覚めた時に家の天窓の上に金色のUFOがゴ ーーーって高速回転してたって言うんです。それをTwitterででUFOを見た!とつぶやいたら、フォロワ ーが「今ラジオ番組でKICKがUFO呼んでるんだよ」と・・・。こういうことは実際にあるんです!

月というのは不思議で、月という文字はもともと象形文字。つまり、持っているもののイメージから生まれた文字なんですよ。人間の体を表す漢字、例えば「胃」「腰」「骨」「胸」「肩」って全部< にくづき >が付くんです。月と人間とは切っても切れない感じ関係にあるというのが表れてますよね。人間はもともと月から来たという説もあるぐらいで。
さらには、人間ってもともと「石だった頃の記憶を持ってる」という説もあるんです。皆さん地獄というと火炎地獄を想像しますよね?あれって、溶岩だったころの記憶なんですよ。雨が降るとうっとうしい気持ちになりますよね?それは、長い間石が雨にさらされてきたという太古のDNAの記憶が人間に残ってるんです。もちろん石自体が変化して人間になったんじゃなく、石に付着していた細胞の何かが、月が滅びる時に月から逃れて地球にやってきて今の我々になったんじゃないか・・・という話もあるんです。

その見事な話術に、観客のみならず、杉山氏も、「だからですね・・・アポロ計画でわざわざ月に行って、何で石だけ拾ってくるんだろうと思ったら、何か意味があるんですね!月の石を観るために、大阪万博でもすごい行列ができたりね(笑)」と思わず納得。遂にはオバマ大統領の「火星に行ける宇宙技術の開発を、 米航空宇宙局(NASA)に指示した」発言にも飛び火し、アメリカをめぐる虚実が交錯するトークになった。

続いて、KICK☆のサイキック芸の真骨頂である「UFO呼び」を実演することになり、UFOを呼ぶための儀式を観客も一緒になってチャレンジしてみることに。KICK☆が水晶を使って音叉を鳴らし、会場の空気を浄化させ、強い想念を送る。そして、登壇者と観客が集中して、 「ベントラ・ベントラ・・・」と、言葉を唱えてみた。
嵐の過ぎ去った東京の夜空には、もしかするとUFOが飛んでいたかも!?

最後に、『アポロ18』についてひとことずつコメント。

杉山:僕が子どもの頃、アポロの中継を観ていて、その頃の雑誌に書いていた通りだとすると、今の時代にはもう月にレジャーランドができて皆が月に行けていたはずなんです。ところがあれから誰も全然月に行っていなくて、「あーなるほどね、こういうことかもね」ということが分かるフィルムだと思います。
KICK☆: 我々が月を見上げて何か懐かしい気持ちになれるのは、昔我々が月にいたからかもしれない・・・ということをこの映画を観ると感じることができるんじゃないかと思います。