4月13日(金)、全米に先駆けて公開されるユニバーサル映画100周年記念作品『バトルシップ』。太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを未曾有のスケールで描く本作は、『スティング』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といった映画史に残るヒット作を送り出してきたユニバーサル映画が100周年を記念して放つアニバーサリー大作です。

本作では、世界の歌姫リアーナがテイラー・キッチュ演じるアレックスの部下で、
抜群の運動神経と度胸を誇る男勝りなレイクス役として映画初出演!

そのレイクス役に、自らリアーナのファンと認める土屋アンナさんが吹替を担当することとなり、本日、アフレコ収録を行いました。

■日時:3月22日(木)
■場所:ウィンクツー代々木公園スタジオ4F(東京都渋谷区)
■登壇者:土屋アンナさん

【アフレコ収録模様】
土屋さんご自身、リアーナのファンと公言されているだけあって、アフレコ収録中は終始気合の入った様子でした。衣装は、吹替担当のリアーナ演じるレイクスを彷彿とさせる黒のタンクトップとレザーベスト、そして蝶柄のパンツ姿でレイクスになりきっている様子でした。

【質疑応答】

Q.今回、吹替をしてみていかがでしたか。

土屋さん:何度か映画の吹替えをしたことはありますが、全部違ったタイプの役でした。今回は、1番もし自分が演技するならこんな声を出すんだろうなという声をリアーナがすでに出していたので、すごくやりやすかったです!ただ戦う映画なので、声だけで動きを表現しなきゃいけなくて吹替えをしている時、 どうしても体が動いちゃうんだけど、そこのちょっとした声の違いで(吹替えを) 聞いている方も「今、苦しいんだ」、「今、すごく辛いんだ」とかを感じとってもわらないといけないので、そこは難しかったですね。 でも格好良いリアーナの人間性が出ていたので、やりやすかったですね!

Q.土屋さんご自身、リアーナの大ファンということですが、実際リアーナの声を担当してみてどうでしたか。

土屋さん:いろんなミュージシャンの方をリスペクトしていますが、 その中でもリアーナはハスキーボイスですごくクールなのに、女性らしい 甘い声が出ているので、自分がそれを表現出来るというのは、歌ではないですが この映画でリアーナの良さが出ているので、それを表現できるのは嬉しいし、 (私を吹替えに)選んでくれてありがとう、このハスキーボイスを!と思いましたね。 (吹替えする声が)高くなくて良かったですよ!可愛らしい声とか絶対出ないですよ。(笑)だから高い声の役だったらちょっときつかったかもしれませんね。 こうゆう低い声の人がちょっと甘い言葉とか言うと、「えっ何?」とか言われちゃいますもんね。

Q.今回吹替えが決まった経緯は?

土屋さん:私がリアーナが好きということと、浅野忠信さんと共演したことがあって、 それでお話が来ました。そして作品が『バトルシップ』ということと、リアーナの吹替えと聞いて、是非やりたいと思いました!それからリアーナの声が自分の声に近いものがあるかなと感じていたので、リアリティでいけるかなと思いました。

Q.リアーナの声に近いというのは本当だったんですね。

土屋さん:声が近いと作らないでいろいろ表現できるから良いですよね。もちろん作ることは声優や歌手としては面白いところですが、リアルにいろんな表現はしやすいですね!だから(英語版)を聞いた時に、私ならこの声できるかなって思ったし、叫ぶシーンが多かったので腹筋は鍛えられましたね!(笑)

Q.今日のような衣装で吹替えをすると気合は入りますか?

土屋さん:そうですね!全然違いますね。メイクや衣装とかでスイッチが入るというか、映画などで衣装を着て演技をすると(映画の)世界観に入れるので、メイクや衣装の力は大きいです!例えば今回この役でビキニで「ウォー!」とか言っても気合入らないですよね。(笑)

Q.本作をどんな方に見てもらいたいですか?

土屋さん:びっくりするシーンも多いし、エイリアンも出てくるので子供たちは わ〜怖い!とか思うかもしれないけど、良い意味でまぬけなエイリアンだったりして 可愛いんですよね。だから子供も喜ぶ映画だと思うし、リアーナの初出演映画で 彼女の演技力も素晴らしいと思ったので夢あり、現実味もある映画なので、 家族で見て欲しいですね。あとは私の声を聞いて、「アンナ、叫んでるー!」とか (声が)合うじゃんとか思ってもらえたら嬉しいですね。

Q.本作で、リアーナが女優デビューしていますが、土屋さんも ハリウッド映画に出演してみたですか?

土屋さん:私英語がダメなんですよね、この顔なのに!海外の方に「ハロー」って話しかけられて、「こんにちは」って返しますもんね。(笑)英語を教えてくれる人がいるなら出てみたいですけどね。日本語で出来る役ならハリウッドに行きたいですね、日本人役とかで・・・チャンスがあったら、人生一度くらいね!あと叫ぶだけとかの役だったらいけると思います!