目指せ宇宙開発No.1!あのNO.1ゲストも応援に登場!?

7年60億キロの宇宙の旅から帰還した小惑星探査機〈はやぶさ〉の冒険を描いた映画『おかえり、はやぶさ』が3月10日より遂に公開し、日本中の家族が迫力の3Dを体感中、宇宙の輪が広がっています!
そしてこの度、本作の、そして宇宙の魅力をもっと多くの子供たちに伝えるべく、「おかえり、はやぶさ」展が、今週末3月24日から東海東京証券(東京日本橋)で開催されるのを記念して、春休みを目前に控えた本日、主演の藤原竜也らが登壇し、オープニングセレモニーを実施しました。(展示は4月7日まで開催)
イベントでは、撮影に使用した はやぶさ実物大のレプリカの前で華やかにテープカット行い、2011年ゆるキャラグランプリNO.1を獲得したあの“くまモン“が、世界でNo.1をめざす日本の宇宙開発の未来へ向けて、九州から応援にかけつけました。

◎東海東京Presents 「おかえり、はやぶさ」展概要
開催期間2012年3月24日(土)〜4月7日(土)
時間≪平日≫9時〜18時 ≪土日≫11時〜17時(最終日16時迄)
撮影に使用した、はやぶさレプリカ展示他、JAXA講師をお招きしての「子供のための宇宙教室」も開催!

————————————————————————
【日時】 3月22日(木)12:00〜
【場所】 東海東京証券 東京営業部 1Fギャラリースペース
  (東京都中央区日本橋3-6-2)
【登壇者】 藤原竜也、本木克英監督、阪本成一(JAXA教授)
<応援キャラクター>はやぶさクン&くまモン(熊本県PRマスコットキャラクター/2011年ゆるキャラグランプリNO.1)

◆イベント内容

MC:ご挨拶をお願いします

監督:「おかえり、はやぶさ」が公開されて10日あまり経つのですが、これから春休みも始まります。ぜひ子供のみなさんに映画館へ足を運んで欲しいと思っています。

藤原:僕自身もすごく興味があった宇宙、はやぶさを描いた作品に出させてもらえて非常に嬉しいです。1歩前進できるような良い作品を多くの子供達に届けられるように、これからももっと宣伝していきたいと思っています。

阪本:はやぶさを、このような形でご紹介して頂いて、宇宙が短かな物になっていくようで嬉しく思っています。今回「おかえり、はやぶさ」については、かなり関わらせて頂きました。はやぶさは世界初のことをやったのですが、我々研究者にとっては実は稀なことではありません。挑戦が困難だからこそ、時々うまくいかないこともありますが、そういった積み重ねを通じて、大きなステップになります。そして「おかえり、はやぶさ」では、そんな人と人とのつながりもうまく表現して頂けて、とても感謝しています。多くの方に楽しんで頂きたいです。

MC:はやぶさの実物大レプリカを初めてみた時の感想

藤原:先生達はひとつひとつの緻密な作業をしていく中で、はやぶさ自体を愛おしく思いながら、作り上げてきたのだろうな。と勝手に思っていました(笑)

MC:「おかえり、はやぶさ」を作る際に、こだわった点

監督:はやぶさは宇宙に飛び立ったら、人間との関わりがなくなるんですよね。それを藤原くんが言うように、なんとか愛おしさを感じるように、触れたりするシーンを入れたいということ、また、はやぶさが人の大きさと比べてどれぐらいなのかを感じてもらうために、この実物大レプリカを作りました。

MC:はやぶさは多くの方に知ってもらう機会が増えていますが、JAXAの皆さんはどう受け止めていますか

阪本:えーっと…やや舞い上がり気味ですね(苦笑)ただ、この機会を今後に繋げていきたいと思っていますし、はやぶさ以外の事でも、皆さんにもっともっと短かに感じて欲しいです。宇宙開発は国のお金でやっていますので、我々だけが楽しいのでは、いけないのです。ですから、もっとリアルタイムで研究が進んでいることを、みんなで共有していきたいと思っています。

MC:はやぶさを通じて夢を伝えることはありますか

藤原:もともと宇宙には興味があったんですけど、JAXAはNASAの10分の1という予算で、天才的なことをされているわけですから、もっと国民ひとりひとりが国を上げて、この宇宙開発に興味をもってくれれば、楽しくなるんじゃないかと思います。

MC:宇宙開発への願い

監督:「おかえり、はやぶさ」のスタートは阪本先生の取材から始まったのですが、JAXAの先生方は非常に自分達のなさっていることに誇りを持っている。少ない予算と、少ない人員の中で、まさしく1番を目指さないとこれからの宇宙技術はないと僕は受け取ったんです。
先日ある大物政治家の方に映画を観て頂く機会があったんですが、政治家ご本人ではなく、SPの方が泣きながら出てこられて(笑)それがとても感動しました。
はやぶさ2が2014年に打ち上げ予定なんですが、どうやら予算が削減されるかもしれないという、厳しい状態ですので、みなさんがもっと声をあげてくれれば更なる技術の進歩になるのではないかと思います。

MC:最後に一言

藤原:監督はいつも現場に温かい雰囲気をもってきてくれて、本当に楽しく撮影ができました。
「おかえり、はやぶさ」は家族で観て頂いても楽しめますが、個人的には本当に多くの子供達に観て頂いて、いろいろなことに興味をもってもらいたいと思います。はやぶさを通じて、確実にある日本の技術を、もっと世界へ発信して国民を元気にして欲しいと思います。