初めて育休を取得した広島県知事を表敬訪問
思いを届ける「父から娘への手紙」キャンペーン実施決定!!

監督の沖浦啓之氏をはじめ、最高級のスタッフが集結。7年もの歳月をかけて完成した待望の新作「ももへの手紙」は、父から娘に残した手紙がキーとなり豊かな自然と、やさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。この度、大切な人同士での、思いを届ける=思いを深めるという目的で「父から娘への手紙」キャンペーンの実施が決定しました。映画「ももへの手紙」を観た人・これから観る人が自分の親や子など大切な人に向けて書いた手紙を募集し、優秀作を表彰する今回のキャンペーン。映画の舞台となった広島県で展開し、『知事として初めて育児のための休暇を取得した湯崎英彦広島県知事』が選考委員の一人として就任することが決定!今回の選考委員就任を記念して、美山加恋さん・優香さんが知事を表敬訪問し、記者会見を実施いたしました。

日程: 3月13日(火) 
登壇: 美山加恋、優香、湯崎英彦広島県知事
会場: 広島県庁

キャンペーン概要
1)父から娘への手紙の募集
 映画「ももへの手紙」を観た人・これから観る人が自分の親や子など大切な人に向けて書いた手紙を広島県内在住の方を対象に募集し、優秀作を表彰
2)優秀賞の選考・発表
 『知事として初めて育児のための休暇を取得した湯崎広島県知事』に選考委員の一人として就任していただき、選考委員で選考し、優秀作品を4月中旬に決定・発表、さらに4月21日の東京初日舞台挨拶に受賞者を招待し、壇上で湯崎広島県知事、美山加恋さん、優香さん、西田敏行さんから表彰予定。

<キャンペーン詳細・応募先> 「ももへの手紙」公式サイトの最新情報ページをご覧ください。

広島県庁正面玄関に、県庁の職員が約250人と、湯崎英彦(ゆざき ひでひこ)知事(46歳)、マスコットキャラクターゆっぴー(広島県青少年のマスコット)、イクちゃん(広島県の子供元気いっぱいキャラクター)が、美山さんと優香さんをお出迎え。湯崎知事より、広島県の名産であるレモン=ハート型のレモンと、柑橘の女王と呼ばれている“せとか”などが2人にプレゼントされました。(*補足:レモンは映画の舞台となった大崎下島にて、国内で初めて生産され、現在、広島県のレモンの生産量は日本一を誇る)

●挨拶
湯崎知事:美山さん、優香さんようこそ、映画の舞台となった瀬戸内、広島においでいただきありがとうございます。この映画は架空の島“汐島”が舞台ですが、広島の島がモデルになっており、瀬戸内のすばらしい自然と温かさが伝わる、私達にとってもすごくうれしいことです。4月7日に(広島・愛媛先行)公開しますが、県内でもどんどん盛り上げて、みんなに見てほしいと思っています。

美山:主人公ももの声を担当しました美山加恋です。宜しくお願いします。県庁の皆さんに歓迎していただき、とってもびっくりしました。

優香:母・いく子の声を担当しました優香です。今日広島に着いたのですが、素敵なところで、迎えてくださった皆様も本当にあたたかくて・・・。今日は宜しくお願いします。

●質疑応答
Q.知事へ:この映画を県としてどう活かし、PRしていきたいですか?
湯崎知事:映画では、瀬戸内のすばらしい自然と、古い町並み、あたたかい人々の気持ちが出ている作品。ぜひ全国の皆さんに知ってもらいたい。そして『ももへの手紙』の舞台に来てみたいと思ってくれて、実際に来て、“もも発見、探検ツアー”をして欲しいと思います。そのためにも広島県から盛り上げていきたいです。

Q.映画の見所は?
美山:テーマが家族の絆になっています。母とももの絆が徐々につながっていくのをぜひ親子で観ていただきたいです。おもしろいシーンだけでなく、涙するような感動するシーンもあり、画もきれいなので、隅々まで観てほしいです。
優香:(美山の答えに)完璧です!そのとおりだと思いましたが、美しい瀬戸内の風景はもちろん、写真のように一枚一枚細かく監督が7年もかけて作った愛情たっぷりの作品。どこを見ても楽しく、妖怪たちも可愛くて、笑って映画を観終わったときには、自分の大切な家族や、大好きな人に会いたくなります。家族はそばにいればいるほど思いやりが薄れてしまったり、わがままになってしまいますが、家族で一緒に見て、お父さんやお母さんの生まれたところの話をしたり、会話のきっかけになればいいなと思います。私も見終わったら背中をぽんと押してくれたような気がしました。みなさんにもそんな気持ちになって欲しいですね。

MC:優香さんのブログにはお母さんがよく登場されますが、家族との意思疎通はうまく取れていますか?
優香:はい。家族は仲がいいのですが、それでもすれ違ったり、けんかしてしまったり、「ありがとう」「ごめんね」が素直にいえなかったりもします。ぜひ両親と映画を観にいきたいと思います。

Q.瀬戸内海の良さはどんなところだと感じていますか?
美山:島を見たら、「こんなところで小学生や中学生のころを過ごせたら、きっとすばらしい思い出がたくさんできるだろうな」とうらやましくなりました。
優香:穏やかなところという印象ですね。時間が止まるような忙しい毎日を過ごす方に来てもらいのんびりしてほしいです。私も東京の田舎育ちですが、ここまで自然豊かではないので、うらやましくもあり、懐かしくも感じました。

Q.お気に入りのシーンは?
優香:ももが「“何か”いる」と感じてから、マメが玄関先に現れ、ももの太ももをなめるシーンが、なんともマメがかわいらしく、(声優の)チョーさんの力の抜けた感じと、なめられた後のももの悲鳴のシーンがかわいいんです。
美山:一番ももに共感したシーンで、ももがお母さんと喧嘩をしたときに、お母さんが自分の気持ちを理解してくれず、つい余計なことを言ってしまうところが、自分と母親を思い出して、共感できました。
知事:広島県の観点からお話しますと、イノシシに追いかけられて、山の上に行った時に、島の景色が開けて見えるシーンがありますが、実際にある景色と同じなんです。そのシーンがとてもきれいで、もももそこであらためて島の美しさに気づく。皆さんも同じように感動してもらえると思います。それから、ラストシーンも感動的で最高潮でした。

●最後に一言
優香:本当に魅力のたくさんある作品です。観ていただけるとすばらしさが良くわかると思います。私もももの気持ちもよくわかりますし、母親の声を担当して、母親のことを良く知らなかったと感じていましたが、しかるときも愛情がものすごくあったり、この年になって両親の気持ちがちょっとずつわかってきました。私の世代もそうですし、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで観て頂きたい作品です。
美山:家族の見えない絆と言いますが、言わなくてはわからない絆もあるとこの映画を通して気づきました。どんなに近くても言わないとわからないこともあるし、伝えなくてはならないときは、伝えなくては相手につながらないことがわかりました。純粋に面白いところもたくさんあるので、楽しんでいただきたいです。
知事:これを見ると必ず本当の場所に行ってみたいと思っていただけると思います。皆さんが楽しめる作品なのでぜひ観にいってください。