全世界待望の「BLOOD」シリーズ最新作、ついに公開決定!

ジェームズ・キャメロンやクエンティン・タランティーノといったハリウッドのトップクリエイターらが絶賛し、世界からジャパニメーションの代表格として注目を集めている『BLOOD』シリーズの最新作『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』で、橋本愛さん(16)の声優初挑戦が決定いたしました!

本作は、久遠の時を生きる少女“小夜”と異形なる<古きもの>との戦いを主軸に、大都市・東京の暗部で蠢く陰謀と、大切なものをすべてを失った小夜の愛憎入り乱れる復讐劇を描く物語。

存在感あふれる演技が評判となり、今年も多数の映画やテレビCMに登場する橋本さんが、本作では水樹奈々さん演じる主人公の小夜に助けられながらも、物語の中で大きな支えとなるキャラクターである柊真奈の声を熱演しています。実はこの役、劇場版に登場するキャラクターの中で最もセリフが多い役であったにもかかわらず、初めてとは思えないほど順調に収録が進み、予定時間を大幅に早めてアフレコが終了するなど、マルチな才能を浮き彫りにした格好となりました。

–アニメーションのアフレコは今回が初めてということですが、実際にやり終えての感想をお願いします?
橋本 アニメーションとしては初めてだったのですが、実写の映画などでも撮り終わった後にアフレコをしたりするので、初めてという感じはあまりしませんでした。事前に練習もしていたので、やりにくい気もあまりしなくて、むしろ楽しかったです。

–実写とアニメのアフレコでの演技は違いますか?
橋本 特に意識してやっているわけではないんですけど、アニメは驚いた時の「!」(ビックリマーク)なども、全部息や声で表現しなければいけないので、自然に実写より演技を分かりやすいものにしなくてはいけない、と思いました。だからもし実写で同じ演技をしたら「やりすぎ」と言われるんじゃないか、と思うくらい表現の幅を激しくしています。

–橋本さんが演じる真奈は全編に出ずっぱりで、たぶんこの作品で一番台詞が多い役ですが、初めてのアニメのアフレコで、こうした大役を務めることにプレッシャーは感じられましたか?
橋本 プレッシャーはもちろんありましたが、幸い劇中の真奈ちゃんもプレッシャーを感じやすい位置にいるキャラクターでしたし、それにもう「初めてだからできないのは当たり前!」と自分では思ってましたから(笑)。

–橋本さんから見たこの作品の見どころをお願いできますか?
橋本 すごく色んな感情が詰まった映画です。悲しかったり面白かったり、七原さんの小夜への愛が切なかったり、ちょっと腹が立ったり(笑)。だから観る人も、それぞれに合った色んな愛情の形を楽しめると思います。もちろんアクションシーンや怖いシーンが好きな人は絶対興奮できますし、苦手な人でも、その時だけちょいちょい目をつむっていれば楽しめますよ(笑)。私も劇場では、ちょいちょい目をつむってしまうかもしれませんけれど、それでも面白かったり、感動できる映画に仕上がっていると思います。

–最後に、ファンのみなさんにひと言お願いできますか?
橋本 『BLOOD-C』が好きな人であれば、絶対満足できる要素がたくさん詰まった映画です。どんなに期待して待っていても、それを裏切らない内容になっていると思うので、楽しみにしていてもらえれば嬉しいです。