映画『ゴーストライターホテル』湯島天神 大ヒット&合格祈願
本日のイベントには、主人公の内海文一を演じる阿部力、内海のライバル作家のアシスタント・亀井めぐみ役の鈴木亜美、夏目漱石役の桂三度、宮沢賢治役のケンドーコバヤシ、伊東寛晃監督が出席。本殿内でヒット&合格祈願を行った後、囲み取材に応じました。
撮影後のヒット祈願は初めて経験したという阿部は「今までとは違う新鮮な気持ちでした」と感想を語り、鈴木は「映画がヒットしてくれるように心を込めて、ついでに自分の気持ちも清めてもらおうと願ってきました(笑)」、伊東監督も「(湯島天神は)文豪たちにゆかりのある場所であると聞いて、おごそかな気持ちになりました」と晴れやかな表情でコメント。
一方、ケンコバは「映画のヒットを祈願してたんですけど、気づいたら途中から『彼女できへんかな』とか思ってたんで、僕の邪念のせいでヒットしないかもしれない。もしヒットしなかったら僕のせいですね」と飄々と話し、笑いを誘った。
約一週間で撮り終えたという撮影期間について、阿部は「すごく楽しい一週間を過ごせました。テストでみなさんがアドリブを出してくるので、笑ってしまうのをこらえるために、テストで慣らしてから本番に臨むような。笑いがある現場だったので、気楽な気持ちで撮影に臨んでいました」と回顧。
また、文豪役という難しい役どころに挑戦した三度とケンコバでしたが、監督は三度について「外見が夏目漱石っぽい」、ケンコバについて「映画を撮ってる間に『宮沢賢治はケンコバだったんじゃないかな』と思うくらいでした」と太鼓判。
これを聞いた三度は「監督もおっしゃったように、“(夏目漱石)そのまま”みたいなところがあるんで、ストレートにやらせて頂きました」と語り、ケンコバも「あんまり知られてないけど宮沢賢治は春画集めが趣味やったらしいんです。春画は今でいうAV。僕もAV2000枚ぐらい持ってるので、ピッタリやったんやないかな」と、“役作り不要”で撮影に臨んだことを明かした。
囲み取材の最後には、それぞれ願い事を書いた絵馬を披露することに。
阿部は「ゴーストライターホテル大ヒット」、伊東監督は「無事にゴーストライターホテルがヒットしますように!!」と映画のヒットを願ったのに対し、「資格を取るぞ」とフードコーディネーターの資格を合格祈願した鈴木に、三度とケンコバからは「映画関係ないがな!」とするどいツッコミが。
しかし、そんな2人の絵馬にも「チカンアカン!!」(三度)、「ナオンを1つお願いします」(ケンコバ)と映画と全く関係ない願い事が書いてあり、報道陣からは大きな笑いが起こった。