日本喜劇鬼才!三谷幸喜監督台湾上陸!
台湾プレミアで台湾映画界の伝説が再び!!

日本のエンターテインメント界を牽引する三谷幸喜監督の5作目にして最高傑作と呼び声の高い、映画「ステキな金縛り」。本作は10月29日(土)の公開以降、興収38.3億円&入場人員310万人を突破!(12/17公開50日現在)という2011年の日本映画界を代表する大ヒット作品となりました。(現在も全国東宝系にて大ヒット上映中)
日本での公開後、海外からの配給オファーを続々と頂く中、「ステキな金縛り」海外公開第1号として台湾で12/30より劇場公開致します。ドラマ「古畑任三郎」をはじめ三谷作品の台湾での人気は高く、過去、映画「THE 有頂天ホテル」、「ザ・マジックアワー」も公開されています。そして今回の台湾公開を機に、三谷監督への熱烈な訪台オファーがあり、本日(12/18)台湾プレミアが行われました。台湾到着後まずは、「商いの神様」関羽雲長を祀った人気観光スポット・行天宮を参拝し、現地での「ステキな金縛り」大ヒットを祈念。その後、台北市内の劇場Ambassador cinemaで舞台挨拶&ティーチインを行いました。
プレミア上映会の会場となったAmbassador cinema(キャパ400)には、即日完売されたチケットをすでに購入済みでもある観客が上映の2時間以上前、朝8時前から並び、劇場前は長蛇の列ができました。
ちなみに、2006年の台湾映画祭で上映された「THE有頂天ホテル」は、これまであまり劇場で声を出して笑ったり手を叩いたりすることのなかった台湾人の笑いの概念を変えた作品として記憶され、いまや“伝説”、“コメディ映画の代名詞”として語り継がれています。その三谷監督の最新作「ステキな金縛り」を心待ちにした満席の会場からは、劇場の外にいても笑いが聞こえるほど大爆笑の渦に巻き込まれていました。
10月に行われたNYプレミアでは、英語のスピーチでニューヨーカーを笑いの渦に巻き込んだ三谷監督。今回のティーチインでは北京語のスピーチに挑戦し、「皆さん、おはようございます。三谷幸喜です。皆さん、私の北京語がおわかりになりますか?残念ながら私は自分の北京語が全くわかりません。」と挨拶。ニューヨーク同様、またしても大爆笑となりました。ティーチインでは、熱狂的な三谷ファンから質問が殺到し、中にはあまりの緊張にしどろもどろになってしまうお客さんまでいました。
また台湾といえば“占いの聖地”ということで、本場台湾の占い師・宏虹(こうこう)先生による“亀占い”で生誕51周年を迎える2012年の三谷監督の運勢を占いました。甲羅の中に古いコインを入れ、甲羅を振り、コインの表裏で占う“亀占い”。来年の三谷監督は「カミナリのように世界中の人々を驚かせるようになる」と、来年も今年以上に飛躍の年となることを確約されました!そして、最後には来場した観客全員と握手をし、大爆笑の中にも温かみのあるプレミア上映会となりました。

≪ティーチイン≫
Q、なぜ有名な俳優たちを集め、撮影できるのですか?構想10年ということですが、どうやってつくったのですか?
三谷監督:日本でも有名な俳優の方々に出演していただいています。それは僕が頼んでいるわけでなく、皆さんが「出たい、出たい」と言っているからしかたなく出してあげています(笑)(会場も大爆笑)。コメディをつくるのは時間がかかります。(今は)10年後につくる映画の台本を書いています。
Q、台湾では、幽霊を演じる役者さんは赤い封筒にお金を入れて厄払いをしますが、日本ではそういった習慣はありますか?
三谷監督:幽霊を演じた西田さんにどういった方法でお金が支払われたかはわかりませんが、たぶん銀行振り込みだと思います(笑)
  
≪三谷監督コメント≫
以前「THE有頂天ホテル」の上映で台湾に 来たときに、観客の皆さんが死んでしまうのではないかと思うくらい笑って、本当に喜んでくださいました。今日も劇場のすみで一緒に映画を観て、台湾の皆さんの反応を目の当たりにし、皆さんは日本の方以上に僕の作品を愛してくれているのがわかりました。こんなに笑ってくれているお客さんを見たのは、僕は初めてです。僕は台湾に住みたい!僕は台湾のみなさんの笑い声と笑顔を見るたびに、とても元気をもらいます。また 次の作品も台湾で上映したいと思います。