映画『寄性獣医・鈴音 EVOLUTION』初日舞台挨拶
1500万ダウンロードの実績をもつ超人気携帯コミック「寄性獣医・鈴音」が実写映画化され、先週26日(土)から前編の『GENESIS』が公開。2週連続公開となる後編の『EVOLUTION』が3日(土)公開を迎えます。
とり憑かれると淫乱になる謎の寄生虫を殲滅する主人公・鈴音に、清純派女優の吉井怜さんが挑み、鈴音と戦う謎の組織で指令を受ける尚美に、園子温監督作品でも強烈なインパクトを残す神楽坂恵さんが熱演。エロス、バイオレンス、そして狂気に満ちたエロティック・サイエンス・アクションが遂に全貌を明かします。
吉井さんが正に体当たりで挑んだ『EVOLUTION』初日舞挨拶が、共演の木下ほうかさんと金田龍監督と共に行われました。
12月3日(土)池袋シネマロサにて、『寄性獣医・鈴音 EVOLUTION』の初日舞台挨拶が行われ、主演の吉井怜と共演の木下ほうか、金田龍監督が登壇した。
本日登壇する予定であった神楽坂恵は急病のため欠席となり、登壇を期待していたファンから心配の声があがった。
『GENESIS』に続き、激しいアクションシーンに挑戦した吉井はすっかりアクションにハマったとのこと。「初めてグリーンバッグとワイヤーアクションを経験して、すごく楽しかった。普段は高いところは苦手なのですが(ワイヤーで吊られているときは)飛んでいる感じがして快感でした!」と満面の笑顔で語った。
それを受けて金田監督は「アクション稽古が2日しかなかったのに、2日で(アクションの)センスを身につけてくれた。非常に集中力がある。アクション向けの女優です」と、吉井の女優魂を讃えつつ、「吊られるのが好きと伺ったので、次回はワイヤーで吊られっぱなしにしましょう」と、会場の笑いを誘った。
欠席した神楽坂についても「彼女もアクションはほとんど未経験だったのに、ご本人で出来るところは出来るだけご本人でという要望に応えてくれた。初めて会ったときは“普通の方”という印象でしたが、尚美の衣装を着て鞭を持ったら、すごい存在感で尚美が出来ていた。」と感心しきりだった。
吉井の保護者でオカマ役を演じた木下ほうかは、「オカマというより限りなく優しい男の人を目指しました。金田監督とは10年以上も前に初めて飲み屋で出会ってから、映画以外にも何本もやりましたが、普段殺すか殺される悪役ばかりの僕に(今回のように)少し違う役をやらせてくれます。現場だと怖い監督ですが、信頼関係があるのでこちらのリクエストにも応えてくれる」と金田組の絆を見せた。
吉井が「私自身『GENESIS』を見たあと『EVOLUTION』を早く見たくなったので、こうして2作連続で公開して頂けて嬉しいです。『EVOLUTION』は『GENSIS』より更に展開がスピーディーになっているので楽しめると思います。見終わった後、何か一つ心に残るものを持って帰って欲しいです。」と期待を込めたPRをすると、後編を心待ちにしていた熱心なファンから大きな拍手が送られた。
女優・吉井怜と神楽坂恵が体を張ってセクシーなアクションに挑んだ本作は池袋シネマロサにて絶賛公開中だ。