金子ノブアキ、賀来賢人、鎌苅健太、ムロツヨシ、市川亀治郎ら注目の個性派俳優5人が、二転三転の騙し合いを繰り広げる、脳内活性エンタテインメント映画『シャッフル』、シネマート新宿にて賀来賢人によるトークショーを行いました。
女性でうめつくされた場内は、賀来賢人の登場に、割れんばかりの黄色い声援でいっぱいになりました。

今週末より、シネマート新宿からシネマート六本木での上映と、ムーブオーバーも決定いたしました!
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映画『シャッフル』公開記念
賀来賢人 トークショー
11/21(月)19:15〜@シネマート新宿
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■及川拓郎監督の現場はいかがでしたか?

及川監督はすごくストイックな方でした。演者が疑問に思っていることがあったら、120%で返してくれる人です。脚本を読んだ時に全員?マークが浮かんだのですが、監督のところへ相談にいったら、僕らのクエスチョンマークを全て答えてくださって。

■監督はもともと俳優もしていたんですよ。

そうだったんですか! 確かに、監督が演出をつけてくださる時のお芝居が上手で、びっくりしたのを思い出しました。

■森の窃盗団のシーンでは、かぶりものをして演技して頂きましたよね。

あの時に、自分は閉所恐怖症だということに気がつきました。視野がすごく狭くてひとりでテンパっていましたね(苦笑)。

■撮影で苦労したことなどありますか?

2つありました。実はこの現場で花粉症デビューをしました。毎年、花粉症もどき?になっていたんですが、今回は杉の木に囲まれた場所で撮影をしていたので、蓄積量がピークに達したみたいで。映画は順撮りだったので、最後の方でムズムズしているのが分かるじゃないかと思います(苦笑)。そしてもう1つは、過酷な撮影だったのもあって、毎日3本くらい栄養ドリンクを飲んでいたのですが、そのせいで顔がむくんでしまって。これも分かるんじゃないかと…。

■賀来さんが一番現場に入る前に、セリフを覚えていたと思います。みんなが台本を読んでいる間、賀来さんは寝たりしていて、台本を読んでいる姿をみたことがありませんでした。

セリフが頭の中に入っていた、と言って頂けるのは嬉しいですね。今回のセリフ量でいえば、亀治郎さんと鎌苅さんが一番セリフが多くて、2人は毎朝現場に入ると練習していたので、間の手を入れるように声を出したりしていました。

■実は、撮影の合間でメイキング映像を撮っていたのですが、賀来さんに関してはいつも寝ていることが多く、、、タイミングが見えなくて苦労しました(笑)。

そうだったかもしれませんね。ようやく撮れたと思ったら、寝起き&花粉症の顔でしたね。

■シャッフルの仲間たちは撮影が終わっても本当に仲が良いですよね。

はい。シャッフル会といって、撮影が終わった後に、亀治郎さんが幹事で一度イタリアンのお店に連れて行って頂きました。その後2件目でカラオケに行って帰るときに、みんな亀治郎さんにごちそうして頂いたんだと思っていたら、実はムロツヨシさんがおごってくださってたんですよね。完成披露の時にムロさんから聞いて、みんなびっくりしていました。

■みんなが次の幹事は賀来さんなんだけど、賀来さんがしきってくれないと言ってましたよ。

えー、ひどい! 亀治郎さんの会を受けて、続けていきたいと思ってみんなにメールをしてみたら「忙しい」「その日は仕事が、」って、みんなに断られたんですよ。

■金子さんと賀来さんの2人芝居が見せ場であるのですが、大変だったらしいですね。

はい。金子さんとの熱いシーンは、台本で3〜5ページもあって、普通だったら途中で切って撮影するのに、一発で長まわしでの撮影でした。やり終えた後、部屋を出たらドアの向こうで、金子さんが熱く待ってて、いきなり手を出して熱い握手を交わしました。

■最後にこの映画を観る方へメッセージをお願いします

この映画は僕自身がそうなのですが、何度みても楽しめる映画だと思います。観るたびに新しい発見があります。ぜひみなさんにも楽しんで頂けたらと思います。今日はありがとうございました。