映画『不惑のアダージョ』特別試写会、西島千博「バレエの映画に出たかった」
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008でグランプリを受賞し、その支援作品として制作された映画『不惑のアダージョ』特別試写会が都内で行われた。
作品に出演したバレエダンサーの西島千博さんと東京シティ・バレエ団所属の橘るみ、監督の井上都紀さんが登壇、撮影中のエピソードを語った。
日時:11月14日
場所:オーディトリウム渋谷
今回の特別試写会は、「映画祭以外では、一般のお客様に観ていただくのは初めてになります」と語る井上監督、
「バレエの映画に出たかったんです」と念願の出演の西島千博さん、共演する機会はあまりないのですが「バレエシーンは本当に綺麗に撮って頂いて」と語る橘るみさん。
井上監督は「もう撮影は2年前ですが、今まで海外を回ってきて、いろんな国の方々に好評を頂き、どうしても日本で着地させたかった」と公開を前に熱く語る。
西島千博さんも「先生役なので、上から目線というか指導する台詞もあって」と初の演技に笑顔で語ってくれました。また「一緒に舞台をやったことはないのに、不思議なものでフィーリングが合いましたね」と一曲まるまるバレエシーンがあるのも魅力のひとつ。
監督は「誰よりもバレエを描ける監督になりたいと思った。テーマは女性が生きていくこと。」とメッセージを語った。
(Report:Yasuhiro Togawa)