いま世界が最も注目する作品をいち早く上映する国際映画祭「第12 回東京フィルメックス」が、11 月19 日(土)から11 月27 日(日)の全9 日間、有楽町朝日ホールを中心に開催しております。
19 日(土)に、オープニング作品、キム・ギドク監督作『アリラン』の上映前に、オープニングセレモニーが
開催されました。

日時:11 月19 日(土)19:20〜19:40
会場:TOHO シネマズ有楽座(千代田区有楽町2-2-3 ニュートーキョービル3F)
登壇者:アミール・ナデリ(アメリカ/審査委員長、映画監督)、フィリップ・アズーリ(フランス/批評家)、チョン・スワン(韓国/前チョンジュ国際映画祭プログラム・ディレクター)、篠崎誠(日本/映画監督)、林加奈子(日本/東京フィルメックスディレクター)

東京フィルメックス
ディレクター林が、「今を生きる私たちが、もっと強く生きるために必要な映画が揃いました!」と、開会宣言をすると、映画祭の開催を心待ちにしていた観客で埋まった会場からも大きな拍手が!続いて今年のコンペティション部門の審査員のうち4 名が登壇し、代表して審査委員長のアミール・ナデリが挨拶、「フィルメックスとは8 年間の付き合いで、日本への窓口になってくれました。西島秀俊さんとも、スタッフとも出会い、その結果日本で映画をつくることができ(『CUT』)、この映画祭は“我が家”といえます!」と、東京フィルメックスへの感謝の気持ちを語りました。
「コンペティション10 本の作品を観ると、林ディレクターと市山プログラムディレクターが丁寧に選んだという確信があります。映画について真剣に考えて、心から(審査員としての)仕事をおこないたいと思います」と、力強い決意を表明。また、特集上映のプログラムについても自身が好きな作品が数多く上映されるとあって、「今日(こんにち)においても新鮮なアイデアを得たり、映画の基本的なルーツに戻ることもできる作品たち」と、観客にもこの機会にたくさん鑑賞するようにアピール、挨拶の締めくくりに「私の映画は『CUT』というタイトルですが、映画のオープニングにあわせて“アクション”と申し上げたい」と話すと、客席からは笑い声も。最後に、来場していたドナルド・リチー氏に向かって、「今この瞬間を彼にささげます」と心からの謝辞を述べ、最高の盛り上がりの中オープニングセレモニーは終了しました。

◆「第12回東京フィルメックス」
◆日程:2011年11月19日(土)〜27日(日)*全9 日間
◆公式サイト
http://filmex.net/
◆会場:有楽町朝日ホール、東劇、T O H O シネマズ日劇、T O H O シネマズ有楽座にて