現代ニッポンの傷だらけの若者達の姿をリアルに描き好評を博しております映画『ハードロマンチッカー』が11月26日(土)にいよいよ全国公開いたします。この度、公開に先立ちまして、深夜3時の前代未聞の試写会を実施!本作に出演しているセクシー女優の栗林里莉さん、友田彩也香さんも登場し、グ スーヨン監督と共に実際にハードロマンチッカーとして生きる夜の様々な職業のお方々(キャバクラ嬢・ホストなど)の「ロマンチッカーズ」達とこの作品ならでは午前3時開催の試写会を愉しみました。

午前三時の傷だらけのハードロマンチッカー試写会
■日時:11月17日(木)27:15〜 (=18日(金) 03:15〜)
■場所:新宿バルト9  
■登壇者:栗林里莉さん、友田彩也香さん、グ スーヨン監督

暴力という選択しか知らない若者の、セックスやヤバいクスリが溢れるディープなバイオレンス映画、『ハードロマンチッカー』。本作でハードに生きる女達の一人として、柄本時生演じるマサルの彼女役を演じた栗林里莉、金子ノブアキ演じるタカシの部屋でグーに助けられる女子高生役を演じた友田彩也香、そしてグ スーヨン監督が、公開に先立ち開催される「午前三時の傷だらけのハードロマンチッカー試写会」に登壇しました。<この時間帯にも関わらず、会場は満席!。>
栗林と友田の二人は、午前三時に相応しく、セクシーでドレッシーなベビードールをまとい登場。ホストやキャバクラ嬢といった夜の様々な職業のお方々がひしめき、煌びやかな真夜中の新宿が反映された会場内には拍手と感嘆の声があがった。
監督は「全力で作った作品です。役者もポテンシャルが高くて、正に体当たりでの喧嘩のシーンが撮れた。」と既に二軒はしごして呑んで来たという監督が上機嫌でハードにアピール。アウトローな男たちが惚れるセクシー女優達は「出てる方もカッコいいですよね?監督!」(友田)と、キャスト陣をアピールするも、監督からはすかさず、「やってることは暴力だからね、イケメンだけど男としては格好悪いよ。」と会場からの笑いを誘った。タイトルに沿った“ハード”な体験を聞かれると、友田は「女子高にいたのですが、女の子同士の喧嘩はすごいですよ。ビンタされたり激しいです!」と答え、会場からは同意の声が飛ぶなど一体感のある盛り上がりをみせた。
「暴力シーンで一番大変だったのは?」という観客からの質問に、「実際に殴っているところもあり、殴る振りではごまかせない部分がある。暴力がテーマとなっているが、格好いいとは思ってもらいたくない。痛さを感じてもらえれば。音もカメラワークも役者の段取りもすべて痛さを感じてもらえるように撮っている。」と、監督。「本当にすごいことされてます!」(栗林)「机が飛んできたりしました!」(友田)と、女優たちが現場の壮絶さを語り、監督も「既に鑑賞済みの奥さんから、女性に何か恨みでもあるの!?と言われたほど。」と会場を笑わせた。最後に「最後までしっかり観ていろんなことを考えて欲しい。」(栗林)「痛いシーンが多々ありますが、瞬きせずに観ていってください!」(友田)と観客にメッセージを伝えた。
夜の華やかさ漂う、バラの花とワイングラスをそれぞれ手にしたキャバクラ嬢やホストなどと共に、血の飛び散った鉄パイプを持った、傷だらけのハードロマンチッカー達による異様な雰囲気に包まれて大ヒットを祈願した乾杯が行われた。上映終了時刻はなんと午前5時45分、最後まで映画を堪能して、ハードロマンチッカーならではの一夜となりました。
映画『ハードロマンチッカー』は11月26日(土)に全国公開となる。