名古屋の実在する商店街を舞台にした映画『WAYA!〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』は、スピードワゴンの井戸田潤が映画初主演を飾り、SKE48の松井珠理奈、矢神久美が映画初出演を果たしたことで話題の人情喜劇です。本日、10月29日(土)に公開を迎え、ユナイテッドシネマ豊洲にて出演者による初日舞台挨拶を行いました。

【登壇者】 井戸田潤(38):スピードワゴン/ 水野美紀(37) /ルー大柴 (57) / 藤田朋子(46)
小沢一敬(38):スピードワゴン/ 矢神久美(17):SKE48 / 松井珠理奈(14):SKE48 / 古波津陽監督

出演者の一人であるスピードワゴンの小沢一敬がMCとして登場すると満席の会場からは大きな拍手が沸き起こった。小沢は「僕なんかに(拍手なんて)もったいない、もったいない」と恐縮しながらも、出演者を一人づつ紹介し進行を始めた。小沢からはそれぞれの撮影エピソードを披露したり、つっこみをいれたりと、独自の進行で会場からは笑いが絶えず、またSKE48のファンの掛け声にもしっかり対応するなど会場はおおいに盛り上がった。

▼登壇者のコメントは以下の通り▼

井戸田潤 : 「いよいよ初日を迎えるということで昨日は感極まって、なかなか寝付けませんでしたよ。」と報告するとすぐに、小沢から「だから遅刻してきたんですね。」とつっこまれ、「言わなかったら分かんないでしょ!・・・そうなんですよ、入り時間を勘違いしていて、マネージャーから電話がかかってきたときに『やっちゃったっっ』と言われ、(映画のタイトル通りで“ダメになった”という意味の)ワヤだな、と。」とニヤリ。上手く映画のタイトルでオチをつけたことで会場からは“おぉ〜”と感心の声があがると、小沢から「映画の話をしてくださいよ!」と諭され、「ハートウォーミングな映画です。今の時代おせっかいぐらいがちょうどいいんですよ。帰ったらおせっかいなぐらい(笑)映画を紹介してくださいね。」と自身初主演の本作をアピールした。
水野美紀 :「初日を迎えられて嬉しいです。撮影が去年の年末だったんで、だいぶ忘れてて・・・。」と、井戸田の名前を思い出せないふりをすると、井戸田から「さっきまで名前呼んでたでしょ!」とつっこまれ、笑いながら「久しぶりにみんなと会えて、撮影の楽しさを思い出せて嬉しかったです(笑)。」と微笑んだ。
ルー大柴 :小沢よりラーさんでしたっけ?と紹介されると、「リーだよ!藪からステッィク(棒)になんだよ!」とボケると会場は爆笑の渦につつまれた。「今日はメニーメニー(多く)のお客さんがいらして、サプライズしてるんですけど。みなさんはティアー(涙)をながしたかな?」と会場に呼び掛けると、盛大な拍手が沸き起こった。
藤田朋子: 「舞台となった円頓寺商店街はとても温かくて。楽屋もみんな一緒だったので、とても仲がよかったです。みんなが集まってすることは、まずは井戸田くんのダメだし、それからトランプですね(笑)。」と撮影秘話をあかした。
矢神久美: 映画初出演でつらかったことを聞かれ、「寒かったですけど、それを越えるくらいメンバーが温かくて。」と答え、小沢から最終日に泣いてしまったことを暴露されると、「思い出がいっぱいあって、とにかく離れるのが嫌でした」と答えた。矢神からみたメンバー松井の演技について聞かれると「珠理奈は、本当は甘えんぼなんですよ。楽屋では甘えているのに、演技に入るとぐっと大人っぽさが出てくるのはすごいですね。」と、年下の松井を高く評価した。
松井珠理奈 :「私たちにとっても初めての映画ですが、SKE48にとっても初めての映画で、しかも地元の名古屋で撮影できることがとても嬉しかったです。」と、大人顔負けのコメントをすると、MCの小沢から「いくつだっけ?」と聞かれ、「14ちゃい(歳)」とちゃめっけたっぷりに答えた。18歳の役を演じたことについて聞かれると、「久美より年上というのはしっくりくる。久美は忘れ物をよくするので、精神年齢は私の方が上かな。」と普段の矢神の素の顔を暴露すると、矢神から「そんなことないよ!」と反論。しかし、「(矢神の)ホルンを吹いてる姿がかっこよかった」と矢神を褒めると、二人は仲良くハイタッチをし、とてもはしゃいだ。
古波津陽監督 :「メンツが揃った段階で面白くなるなと思ってました。(映画のテーマの)おせっかいな人達が集まってたんで(笑)。この映画は円頓寺商店街からオファーがあって、商店街の人達から始まった映画です。商店街の協力があって、とてもきれいなストーリーラインで進行できたので、今日公開を迎えて嬉しいです。」