『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』のプロジェクトチーム最新作『東京オアシス』が、本日いよいよ初日を迎えました。キャスト・監督勢ぞろいのメンバーによる舞台挨拶を行い、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

【日時】10月22日(土) 11:35〜
【場所】新宿ピカデリー スクリーン1(新宿区新宿3-15-15)
【登壇者】小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世、松本佳奈監督、中村佳代監督

MC:今日はようこそお越しくださいました。それでは、まずは皆様よりお一言ずつ、ご挨拶をお願いいたします。

小林さん:今日はお足下が悪い中、来て頂いてありがとうございます。(鑑賞後なので)映画がどうだったの
か気になりますが(笑)、ひとまずどうもありがとうございます。

加瀬さん:初日からたくさんの方に来て頂いてどうもありがとうございます。8月に映画が完成して、大急ぎで宣伝をしてきたので、初日が不安だったのですが安心しました。改めてどうもありがとうございます。

黒木さん:おはようございます。雨の中、来て頂いてどうもありがとうございます。

原田さん:今日はたくさんの方にいらして頂いてどうもありがとうございます。このプロジェクトに参加させて頂いて、良い経験ができました。ぜひ周りの方にもこの映画を伝えて頂ければ嬉しく思います。

中村監督:初めまして。このプロジェクトに初めて参加して、トウコとナガノのパートを監督させて頂きました。

松本監督:中村監督が担当したパート以外のお話の監督を務めました。たくさんの人に来て頂いて感激しています。どうもありがとうございます。

Q:みなさん、映画をご覧になった直後ですので、細かく伺っていきたいと
思います。加瀬さん、小林さん、エアバレーボールのシーンは大変そうでしたけど
実際の撮影はいかがでしたか。

小林さん:さらっと終わりましたね。1日割いて特訓をしたこともあり。加瀬くんはすごい真剣に練習して
いましたね。
加瀬さん:だけど、回転レシーブの練習する必要なかったですね(苦笑)

小林さん:今と背が変わらない小学生のころは、エースアタッカーとして活躍してました。“小さな巨人”というか、そのときは普通に巨人でした(笑)加瀬くんは、私が(現場に)行った時にはもう、回転レシーブをマスターしてましたね。久々に見ましたね、回転レシーブ。“東洋の魔女”以来ですね。(笑)

加瀬さん:全然意味がわからないですね(笑)

小林さん:だけど今回、ヒールがない練習の時は結構イケると思っていたんですが、(本番では)監督からの指示もあって、ヒールを履いて(バレーの)アタックをしなければならなかったので、思っていたより全然跳べなかったです(苦笑)。

Q:それをうけて、中村監督、お二人ともこんなことをおっしゃっていますけど。

中村監督:こだわりのシーンでした。このプロジェクトの作品で唯一のアクションシーンじゃないかと(笑)。
エアバレーのシーンですが、私は10分遅刻をして現場に入ったのですが加瀬さんは既に回転レシーブができていたし、小林さんもAクイックもBクイックもできていましたね。

Q:原田さん、普段は営業されている映画館を借りての撮影だったときいています。撮影は何時からスタートしたのでしょうか。小林さんとのながい掛け合いセリフがずっとつづいて、大変だったのではないでしょうか

原田さん:映画館の営業が終わった後、お借りして撮影をしていました。大体21時頃に映画館に入ってセッティングして、撮影という形でしたね。撮影を終えるころには朝になっていました。

Q:みなさん、最後まで、ツチブタがでてきませんでしたね。気になっているのではないでしょうか。黒木さんは実際にツチブタは、ご覧になったことありますか。

黒木さん:映画の撮影が終わった後に調べてみたんです。実物を観に行きたいなとは思っています。どこにいるんだろう・・姫路に行かないといけないかな。

Q:監督、あえてなぜ、ツチブタだったのでしょうか?

松本監督:ツチブタは上野動物園にいますよ!
ツチブタはその場所にいるのにほとんどいないような、不思議な存在感を持った不思議でミステリアスな動物なんです。みかけも捉えどころがない、なんともいえない感じなんですよ。寝てばかりで、檻から全然出てこないし。そういうところもいいかなと思って。

Q:まだまだ、お話を伺いたいところですが、お時間がきてしまいました。
では、最後に、小林さん、代表してご挨拶をお願い致します。

小林さん:今日は雨も降っていて、街もオアシスっぽくなっているのではないでしょうか。今日ご覧頂いて面白いなって思った方は、大体1ヶ月くらいは上映をしているのでまた観に来てください。そして友人の方にも薦めてくれたら嬉しいです。

以上。